アミーゴキャンペーン実施中!

「ブラジル日本移民史料館」と「日本館」はあなたの助けを必要としています

当局による新型コロナウイルス感染症対策強化の指示に従い、3月中旬以降殆どの建物は閉鎖を余儀なくされました。

ブラジル日本文化福祉協会(文協)が管理するブラジル日本移民史料館および日本館も例外ではなく、同じように閉鎖の処置を取りそれは現在も続いています。

1978年に開館したブラジル日本移民史料館および1954年に落成した日本館の管理費は、それぞれの入場料と寄付とで成り立っているため(資金や政府からの財政的支援はありません)、入場者を迎え入れることが出来ない現在、両館の維持管理に対して危機的状況に陥っていると言わざるを得ません。

アミーゴキャンペーン

この状態を打開するべく打ち出したのがアミーゴキャンペーンです。

「パンデミックによる外出自粛要請だから仕方がないと、ただ腕を組んで座っているわけにはいかなかった。」

先頭に立ってこのキャンペーンを率いる石川レナト文協会長は、力を込めてそう話しました。

そして「建物自体が既に貴重な建築物であると認識されている日本館はもちろん、移民史料館とそれぞれに所有している貴重なコレクションを守るためにも、この2か所を是が非でも維持していきたい。」とし、「文協の活動が麻痺し収入源が絶たれた現在、これらの文化施設の存続を確保するために、これまで以上に全ての人々に対しご協力をお願いせざるを得ません。」と頭を下げました。

「ブラジル日本移民史料館」と「日本館」が持つ重要な役割

ブラジル日本移民史料館は、サンパウロ市の中心部であるリベルダーデ地区に位置し、ブラジルはもとよりラテンアメリカにおける日本移民の歴史に関する最も完全な展示を維持しています。

同館には様々な書類や写真、着物など約9万7千点からなる物品を所蔵しているほか、ブラジル日本移民に特化した図書館や移民研究部門なども有しています。

そのため一般客はもちろん、移民史の専門家や学生たちからも、重要な資料を所蔵する宝庫であると言われています。

一方、イビラプエラ公園内にたたずむ日本館は、サンパウロ市政400周年を祝して日本政府とブラジル日系社会が協力して建築し寄贈した建物です。

日本館公式落成式では、出席した当時のサンパウロ州知事が日本館に対し「日本と日系社会からの、美しく心のこもった贈り物」と、賞賛と感謝の言葉を述べています。

同館は1997年にはサンパウロ市の永久保存建築物にも指定され、サンパウロと日本の友好の象徴となっています。

現在この日本館の運営管理は文協に一任されており、日本の岐阜県に本社を構える中島工務店の大工による入念なメンテナンスのおかげで、同館は現在、日本国外において日本建築の特性を完全な状態で維持している貴重な建築物の一つに数えられています。

この両館には、来伯した一般観光客はもちろん、政府要人らは必ずと言ってよいほど立ち寄るなど、ブラジル日系社会を代表する重要な施設だと言っても過言ではありません。

アミーゴキャンペーン概要

外出自粛要請が解除された後に史料館または日本館でご利用可能な入場券の他、様々な特典をお付けした『「協力チケット」アミーゴパッケージ』の中からお好きなものを選びご購入ください。

なお、このキャンペーンは5月23、24日のBunka Matsuri#em casa (文化まつり#うちで)のオンラインイベントを始めとして、3カ月間にわたり募金呼びかけのためのオンラインイベントを展開する予定です。

どうぞ、ブラジル日本移民史料館と日本館のアミーゴになってください! 宜しくお願いいたします。

個人向け アミーゴパッケージ

パッケージ           特 典
50レアル    ・入場券5枚・文協ウェブサイトにお名前を掲載
100レアル ・ 入場券10 枚 ・ 文協ウェブサイトにお名前を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館のカタログ1冊贈呈
200レアル ・ 入場券10枚 ・ 文協ウェブサイトにお名前を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館のカタログ1冊贈呈 ・ アミーゴキャンペーンTシャツ1 枚贈呈
1,000
レアル
以上
・ 入場券50枚 ・ 文協ウェブサイトにお名前を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館と日本館に掲げる感謝バナーにお名前を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館のカタログ2冊贈呈 ・ アミーゴキャンペーンTシャツ3枚贈呈

法人向け アミーゴパッケージ

パッケージ              特 典
1,000レアル     ・入場券50枚・文協ウェブサイトに社名を掲載・ブラジル日本移民史料館のカタログ2冊贈呈・アミーゴキャンペーンTシャツ3枚贈呈
3,000レアル ・ 入場券100 枚 ・ 文協ウェブサイトに社名を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館と日本館に掲げる感謝バナーに社名を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館のカタログ3冊贈呈 ・ アミーゴキャンペーンTシャツ4枚贈呈
5,000
レアル
以上
・ 入場券150枚 ・ 文協ウェブサイトに社名を掲載 ・ ブラジル日本移民史料館と日本館に掲げる感謝バナー会社ロゴを掲載 ・ ブラジル日本移民史料館のカタログ5冊贈呈 ・ アミーゴキャンペーンTシャツ5枚贈呈

寄付はコチラからおねがいします

お問い合わせ:ブラジル日本移民史料館   museu@bunkyo.org.br  

ニュース

文協青年委員会-猪股レオナルド新委員長および新理事会役員就任式

去る2025年3月29日の土曜日の午後、文協の貴賓室に約200名の関係者が集い、猪股・タヒラ・レオナルド・ヒデキ氏の2025年度文協青年委員会委員長就任式が行われました。 他地域の様々なブラジル日系青年団体メンバーも駆け付ける中、盛況となったこの就任式には、在サンパウロ日本国総領事館の清水享総領事、JICAブラジル事務所長の宮崎 明博所長、そして文協の石川レナト会長をはじめとするブラジル日系社会の要人も多数出席しました。 2024年度文協青年委員会委員長 イザベラ・チアム氏の挨拶 まず、2024年度の委員長を務めたイザベラ・チアム氏が挨拶に立ちました。

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文協選挙2025🗳️シャッパ受付〆切は4月9日18時

写真:連立名簿を受け取る事務局の今本正美、届け出を行うシャッパ名〈Transição〉理事会会長候補の西尾ロベルト義弘、評議会会長候補の山下譲二、会計専任理事候補の原長門(敬称略) 文協の役員選挙プロセスもいよいよ最終段階に入りました。 連立名簿-シャッパ―の提出は4月9日の18時が締め切りでした。 今回、正式に立候補届を提出したのは、シャッパ名〈Transição〉のみでした。 これを受け、選挙管理委員会の木多喜八郎委員長率いる選挙管理委員会は、このTransiçãoの立候補者が定款の要件を満たしているかを確認した上で、Transiçãoを正式に承認しました。

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