石川レナト会長再選、2期目(2021~2023)続投決定!

第158回定期評議委員会

去る4月24日、定款第24、25及び30条の規定により第158回定期評議員会が開催され、 2020年度の理事会事業報告書、会計報告書、監査役会意見書の審議及び承認、並びに以下の選挙が行われました。

・評議員会会長、第1、第2、第3副会長、第1、第2、第3幹事
・理事会会長、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7副会長、専任理事、会計専任理事
・監査役(正監査役3名、補充監査役3名)

2020年度事業報告

以下7点が報告されました。

1.セミナーやミーティングをオンラインで開催するために開発されたアプリ「zoom」を導入。
当初は操作に不慣れで多くの戸惑いがあったが、現在はzoomを駆使し時間と場所を超越、これまで困難だったブラジル全土からなる地方理事との会議を容易に持つことができるようになったことは大きな進歩であった。

2.コロナ禍において、文協の様々な既存の活動をいちはやくオンライン化へ導入した文協青年委員会の功績は大きい。
これにより現在、文協の活動はブラジル国内だけでなく、南北米、さらには日本へも発信されている。

3.オンラインイベント開催のための「Studio Bunkyo」を設置。

4.ブラジル国民の雇用と所得を維持するための大統領暫定措置令MP936号により、人件費の削減。

5.サービス業者などの削減によるコスト削減。

6.財政危機を回避するために行った資金調達のための2つのキャンペーン、ブラジル日本移民史料館および日本館の維持費捻出のために開催した「アミーゴキャンペーン」および、国士舘大学スポーツセンターに対する「桜の苗木植樹キャンペーン」を実施。

7.危機に立ち向かう文協の積極的な活動として、文協会員に向けた年会費納入継続の依頼に対し多くの会員が応えてくれたくれた事への感謝。

石川レナト 文協会長の挨拶

共に歩んだ第1期目の理事会、評議会、監査役のメンバーに対し「この組織、このメンバーは、今まで私が属してきたどれとも違っていました。全てのメンバーが共通の目的に向かって、自発的にそして非常に熱心に仕事に取組む人達でした。皆さんのおかげで幸運にも大変素晴らしい組織に恵まれ、活動することができました。」と感謝の意を表しました。
合わせて、上記の資金調達キャンペーンへの協力者、とりわけ文協の全ての活動のスポンサーとして資金援助を頂いた宮坂国人財団へ深謝しました。
なお、サンパウロ州政府による文化政策の一環であるアルジル・ブランク法令によって、同州内の博物館および美術館23施設のうち、当ブラジル日本移民史料館が4位に入選するという高評価を得たこは、以下の企業のご支援のおかげであると、改めてお礼を述べました。
Honda/Fast Shop/Yamaha/Banco MUFG/Yakult/MOL Brasil/Sakura Nakaya /Guarany Agro-Industria/Mayekawa do Brasil

また、第2期目続投については「日系社会を代表する団体としての強化、という同じ理念のもと、理事会、評議員会、地方理事など私たち全員が一致団結し共に進んでいくという思いを込めて今回シャッパを『団結してより良い未来』と名付けました。」と話しました。
そして2023年まで続く新経営の優先課題として「ブラジル国内に在る他の日系団体との関係強化プロジェクトの継続はもちろん在日の日伯関係団体との交流の強化、持続可能な団体として存在するために必要不可欠な次世代を担う青年層の会員増加と育成の強化、文協施設の改善のための資金調達活動の強化、事務局の刷新および従業員のトレーニング、脱退会員の再入会への取り組みの強化に取り組みたい。」と述べました。

評議員会 山下譲二 新会長の挨拶

評議員会の山下譲二新会長は就任の挨拶で「現在の危機的状況に立ち向かい、将来の希望的発展のために、私たちは常に私たちの先駆者が残した歴史的・文化的遺産を評価し私たちのアイデンティティの維持と保存に務める必要があります。」と述べました。

新役員(任期:2021年~2023年)

 

 

ニュース

文協青年委員会-猪股レオナルド新委員長および新理事会役員就任式

去る2025年3月29日の土曜日の午後、文協の貴賓室に約200名の関係者が集い、猪股・タヒラ・レオナルド・ヒデキ氏の2025年度文協青年委員会委員長就任式が行われました。 他地域の様々なブラジル日系青年団体メンバーも駆け付ける中、盛況となったこの就任式には、在サンパウロ日本国総領事館の清水享総領事、JICAブラジル事務所長の宮崎 明博所長、そして文協の石川レナト会長をはじめとするブラジル日系社会の要人も多数出席しました。 2024年度文協青年委員会委員長 イザベラ・チアム氏の挨拶 まず、2024年度の委員長を務めたイザベラ・チアム氏が挨拶に立ちました。

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文協選挙2025🗳️シャッパ受付〆切は4月9日18時

写真:連立名簿を受け取る事務局の今本正美、届け出を行うシャッパ名〈Transição〉理事会会長候補の西尾ロベルト義弘、評議会会長候補の山下譲二、会計専任理事候補の原長門(敬称略) 文協の役員選挙プロセスもいよいよ最終段階に入りました。 連立名簿-シャッパ―の提出は4月9日の18時が締め切りでした。 今回、正式に立候補届を提出したのは、シャッパ名〈Transição〉のみでした。 これを受け、選挙管理委員会の木多喜八郎委員長率いる選挙管理委員会は、このTransiçãoの立候補者が定款の要件を満たしているかを確認した上で、Transiçãoを正式に承認しました。

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