ブラジル日本移民史料館9階 リニューアルオープン

お待たせいたしました!

去る2022年6月22日のブラジル日本移民史料館9階リニューアルオープニングセレモニーを経て、一般公開が始まりました。

前例のない展示品としては、「日本刀のコレクションスペース」と、アニメや漫画、コスプレ、ジャスピオンなどの戦隊ヒーローのアイテムを揃えた日本のさまざまな時代のアイテムを紹介する「ポップカルチャーコーナー」が挙げられます。

ブラジル日本移民史料館全体図

O ingresso dá direito a visitar os 3 andares do museu

同史料館は、ブラジルにおける日本移民の歴史に関する、最大で最も完全な史料を有しており、そのアイテム数は9万7千点にもおよびます。
その貴重な史料は文協ビル7,8,9階の3フロアーに展示、または適切に保管されています。

2018年には、同史料館をバーチャル上でオープンさせ、世界中からのアクセスを得ています。

7階: 初期移民について

ここでは、移民船「笠戸丸」に乗って入植した第一回ブラジル日本移民からの歴史を辿ります。
当時はどのような暮らしをしていたのかなど、知ることができます。

8階: 第二次世界大戦と日本移民50年

このフロアーでは、第二次世界大戦からブラジル日本移民が政治的影響により差別と孤立に直面した時代を知ることができます。

当時の暮らしや、時代と共に農業が多様化する様子を分かりやすく展示しています。

 

9階: 現在まで

このフロアーでは近代から現代までを展示しています。


日本から影響を受けた漫画、アニメ、戦隊ヒーローなどのポップカルチャー文化などを知ることができます。

スポンサーおよびパートナー

ブラジル日本移民史料館9階は、ブラジルの文化インセンティブ法に基づいた、以下の企業の協力を得てリニューアルオープンを実現することができました。
心より感謝申し上げます。

Honda
NGK
Toyota
Fast Shop
Yamaha
Yakult
Gazin
Genibra
Mayekawa
MUFG
Sakura
Mitsui&Co., MOL
Sompo Seguros
Epson
Panasonic
Guarani Agroindústria

なおこのプロジェクトは、ブラジル日本文化福祉協会とブラジル州政府観光省文化特別室によるものです。

ブラジル日本移民史料館

住所: Rua São Joaquim, 321 – Bairro Liberdade – São Paulo (SP)
運営時間: 火曜日から日曜日  13h から 17hまで
入場料: 一般 – 16 レアル/ 半額権利保持者 – 8レアル
※水曜日は入場無料

 

ニュース

文協青年委員会-猪股レオナルド新委員長および新理事会役員就任式

去る2025年3月29日の土曜日の午後、文協の貴賓室に約200名の関係者が集い、猪股・タヒラ・レオナルド・ヒデキ氏の2025年度文協青年委員会委員長就任式が行われました。 他地域の様々なブラジル日系青年団体メンバーも駆け付ける中、盛況となったこの就任式には、在サンパウロ日本国総領事館の清水享総領事、JICAブラジル事務所長の宮崎 明博所長、そして文協の石川レナト会長をはじめとするブラジル日系社会の要人も多数出席しました。 2024年度文協青年委員会委員長 イザベラ・チアム氏の挨拶 まず、2024年度の委員長を務めたイザベラ・チアム氏が挨拶に立ちました。

続き

文協選挙2025🗳️シャッパ受付〆切は4月9日18時

写真:連立名簿を受け取る事務局の今本正美、届け出を行うシャッパ名〈Transição〉理事会会長候補の西尾ロベルト義弘、評議会会長候補の山下譲二、会計専任理事候補の原長門(敬称略) 文協の役員選挙プロセスもいよいよ最終段階に入りました。 連立名簿-シャッパ―の提出は4月9日の18時が締め切りでした。 今回、正式に立候補届を提出したのは、シャッパ名〈Transição〉のみでした。 これを受け、選挙管理委員会の木多喜八郎委員長率いる選挙管理委員会は、このTransiçãoの立候補者が定款の要件を満たしているかを確認した上で、Transiçãoを正式に承認しました。

続き