ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会は、8月8日午後、文協ビル2階の貴賓室にて『第2弾リッファ(協力券)』の当選者に対し、改めて賞品贈呈式を行ないました。
1等のホンダシビックを当てたのは、ヒルダ・ムツコ・ミセさん。同式には娘のサンドラ・チエミ・タカハシさん(45、3世)が代理で出席しました。あいさつに立った呉屋祭典委員長は「ホンダ、そしてファストショップの協力のお陰もあり、110周年の式典は大変素晴らしいものとなった」と心からの謝辞を述べ、1等当選代理のタカハシさんに「おめでとうございます」と声を掛けました。
続いてあいさつに立ったホンダサウスアメリカ社のエウクリデス・デ・パウラ・アラウージョ氏は「日系社会にとって大変重要な110周年記念事業に、ホンダ社が協力することができ大変嬉しい」と話しました。
1等当選者ムツコさんの娘のタカハシ・チエミ・サンドラさん(三世、45)は呉屋祭典委員長から車のキーを手渡されると満面の笑みを浮かべ、喜びをかみしめました。
タカハシさんは「息子がホンダで働いており、誘われてリッファを購入した。今までどんなものにも当選したことなどなかったので私に運がないと思い、母と息子の名前で購入したら、母の名前で当たったと連絡がきた。冗談だと思ってすぐに息子にメッセージを送ったら本当だった」と興奮した様子で喜びを語りましたまた。またタカハシさんは110周年式典当日にも、勤め先の企業の抽選会で腕時計2つ当てたとのことです。
2等のスクーターPCXを当てたルイス・タダヒロ・スハラさんは、21日の日本祭りの際、ホンダブースにて贈呈式を行っており今回は欠席されました。<<<詳しくはコチラ
3等の発電機EU10を当てた根岸健三さんと、ファストショップ寄贈の4等パナソニックのLEDテレビを当てたマルセロ・トロメイ・ロペスも都合がつかず、欠席となりました。
5等のソニーのスマートフォン「エクスペリア」を当てたブルーノ・カワモトさんは会場を訪れ、呉屋祭典委員長から賞品を受け取りました。
尚、実行委員長の菊地氏は「第1弾リッファ、第2弾リッファあわせて合計約2万人が協力してくれたと思う。」と話し、「日系社会のリッファはいつも売れて9割程だが、今回は第1弾は完売、第2弾も95%は売れた」と説明。「製品を寄贈してくれた企業、そしてリッファ購入に協力してくださった人々の気持ちを思うと涙がでそうです」と話しました。