駐ブラジル日本国 林 禎二 特命全権大使と会談

林大使作の水墨画(向かって右の長い掛け軸)の前で
左:石川レナト文協会長  中央:駐ブラジル日本国 林 禎二 特命全権大使  右:山下譲二文協評議員会会長   

去る2022年1月10日、文協の石川レナト会長と評議員会の山下譲二会長がブラジリアを訪問し、昨年12月3日に着任された駐ブラジル日本国  林 禎二  特命全権大使と会談のひと時を持ちました。

石川会長は、ブラジル日系社会についてや、文協の歴史および、現在力を入れている地方理事との関係強化、また最優先課題である次世代を担う青年リーダー育成についての取り組みなどを説明しました。

会談を終えた石川会長と山下評議員会長は「大変温かく歓迎して頂いた」と声を弾ませました。「大使は、我々日系社会の数々の活動に大変関心を持って下さっており、日本政府としてできる限りの協力を約束して下さいました。また、更なる日伯友好関係強化のため協力し合うことも申し合わせました。大変有意義な会談でした。」と話しました。

また、林大使の趣味である墨絵についても話が及びました。

石川会長は「ぜひサンパウロにおいでいただき、文協で講演をして欲しいと大使にお願いしました。なぜなら、林大使が『ブラジルに来る前に安部晋三元首相にお会いしました。元首相よりブラジルに行ったら日系の皆さん、特に日系の青年たちによろしくと伝えてくださいと頼まれています』とおっしゃっていたからです」と話しました。

左から:イゲタヒデキ第一書記官 / 高野修一ブラジル公使 /石川レナト文協会長 /駐ブラジル日本国 林 禎二 特命全権大使 /山下譲二文協評議員会会長 / 滑川博愛(ひろちか)参事館

昼食会にて。まずは乾杯。 

石川会長は、大使に贈ったカシャーサの起源を「1995年から特別な大桶で熟成させたものです」と説明しました。

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