報告:日系主要6団体主催 ブラジル独立200周年記念パレード

去る9月4日、ブラジル独立200周年を記念して、日系ブラジル人団体が推進したパレードの成功に満足した文協の石川レナト会長は、「素晴らしかった!」と話しました。

当日の寒さにも関わらず、リベルダーデ大通り沿いを挟んだ左右の歩道に集まった人々は誰も動かず、パレードのグランドフィナーレとなる『ありがとうブラジル』の歌まで見守っていました。」と付け加えました。

文協の西尾ロベルト義弘副会長は、「この市民パレードは、文協の儀典委員会の福原カルロス委員長の長年培た経験があったからこそ、成すことが出来ました。」と述べました。
サンパウロ州軍警騎馬隊と陸軍音楽隊などの参加を得たことでもわかるように、州や市当局の良好な関係を築き、リベルダーデ大通りを封鎖してのパレード開催が可能となったのは福原氏の尽力の賜物です。」と話しました。

ブラジル独立200周年記念パレード関連サイト≫≫≫

日本情緒あふれる市民パレード

当日、氷のような風が吹き抜けるリベルダーデ大通りで、まずは、ブラジルラジオ体操連盟の約 200 人(ほとんどが高齢者) が、ラジオ体操を披露しました。

そして午前 10 時、いよいよブラジル独立 200 周年を記念した市民パレードが始まりました。
このパレード開催の最大の目的は、先駆移民を受け入れてくれたブラジルに対する感謝の気持を表すということでした。

それ以外の当日の様子は以下のユーチューブでご覧いただけます。

聴衆から多くの拍手を集めた出し物の1 つは、文協会員拡充委員会が行った「掃除と踊り」です。
聴衆らに、一番印象に残った出し物のは?と聞くと『掃除と踊り』と回答した人が非常に多くいました。
「日本人の礼儀正しさや勤勉さがとてもよく表現されていた」と感想が寄せられました。

多くの皆様のご協力に感謝致します。

【スポンサー】
サンパウロ日伯援護協会
宮坂国人財団
日本特殊陶業株式会社
横河電機
三菱商事 ブラジル

【共催6団体】
・ブラジル日本文化福祉協会
・サンパウロ日伯援護協会
・ブラジル日本都道府県人会連合会
・ブラジル日本商工会議所
・日伯文化連盟アリアンサ
・リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)

ニュース

呉屋 新城 春美 氏・大原 毅 氏に捧げるレクイエム

去る2025年7月2日付けでブラジル日報に掲載されたブラジル日本文化福祉協会の林まどか理事による投稿「レクイエム(鎮魂歌)=ブラジル日本文化福祉協会 理事 林 まどか(宗円)」を以下転載いたします。 眞子内親王殿下のご臨席を賜り開催されたブラジル日本移民110周年記念式典にて、同祭典委員長として挨拶に立つ呉屋新城春美氏(2018年7月21日) ゴーギャンの有名な言葉に「我々はどこから来たのか、我々は何物か、我々は、どこに行くのか」という、1897〜1898年に南太平洋のタヒチ島で製作された絵画があります。これは、彼の代表作で、人生の存在と意味を問う言葉として知られています。  この6月に、文協の巨星が二つ墜ちました。故呉屋新城春美さんと故大原毅さんです。  側にいた私は、この二人の亡くなられた方を悼み、その魂の安らかな眠りを願うためにこの拙文を捧げます。その思い出をここに語り、鎮魂の意とします。

続き

大型TV当選おめでとう!🌸第28回文協桜まつり

(左から)第28回文協桜まつり実行委員会の田中ロベルト委員長、当選者のロジェリオ・デ・ブリト・オリヴェイラ氏、Fast Shop社のゴンドウ・カルロス・マネージャー、文協の上辻照子副会長 毎年恒例の「文協桜まつり」抽選会。 この桜まつりに自家用車で来場された方々で、駐車場にて、文協が毎月1 回配信している「文協

続き

寄木細工教室(8月16日) 申込受付中

寄木細工教室 日 時 : 2025年8月16日(土)      ① 10時~12時 満員御礼       ② 14時~16時年 齢 : 10歳以上定 員 : 各10名づつ料 金 : 120レアル(材料費込み ※文協会員の場合は100レアル)場 所 : 文協文化スペース(地下1階)      Rua São Joaquim, 381,

続き

報告:第4回国際日系対話

去る2025年7月10日から12日にかけて、アルジャー市のニッポン・カントリー・クラブにて、第4回国際日系人対話が開催されました。 これまでの第1回から第3回までは、ペルー日系人協会の主催によりペルーで開催されてきましたが、今年は、日伯修好通商航海条約締結130周年および文協創立70周年という節目の年にあたることから、文協の主催により、ここブラジルでの開催が実現しました。 このイベントには、以下の団体から50名が出席しました。 また、ブラジル側からは以下の要人らも出席しました。 Foto

続き