祝!令和5年春の叙勲受章🏅呉屋春美前文協会長も!

ブラジル在住の令和5年春の叙勲者が発表されました。
文協の呉屋 新城 春美 前会長も、ご受章されています。
おめでとうございます!

在サンパウロ日本国総領事館 推薦叙勲受章者 (敬称略)

日下野 良武(79歳)旭日双光章 サンパウロ市在住 / 国籍:日本

(主要経歴)
元 ブラジル日本語センター理事長(現名誉理事長)
現 ブラジル熊本県文化交流協会理事長
(主な功績)
ブラジル日本語センター理事長、副理事長、顧問、名誉理事長を通じ、長年ブラジルにおける日本語普及活動に取り組むとともに、講演会や有識者等への働きかけを通じ、海外日本語教育の充実にも尽力した。また、邦字紙「サンパウロ新聞」東京支社開設と同時に支社長に就任し、その後同新聞社本社常務取締役及び専務取締役を務め、ブラジルにおいて日伯情報を日本語で提供した。さらにジャーナリストとして日伯両国の情報発信と文化交流を促進し、熊本県文化交流協会理事長を務めるほか、地元有力紙へ約40年間にわたる記事の送稿を通じ、ブラジルと熊本の交流にも貢献した。

呉屋 新城 春美(70歳)旭日小綬章 バルエリ在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
元ブラジル日本文化福祉協会会長、元 ABJICA 会長、ブラジルいけ花協会副会長
(主な功績)
呉屋氏は、平成27年から平成30年の4年間、ブラジル日本文化福祉協会会長として、様々な事業を推進し、日伯両国間の親善交流に大いに貢献した。同協会創立60年にして初の女性会長であり、ブラジル日系社会の女性リーダーとしても中心的役割を担った。平成30年には、ブラジル日本移民110周年記念式典の式典委員長として、日伯両国を代表する多くの要人の参加を呼びかける等尽力し、式典を成功へ導いた。また、JICA帰国研修員同窓会(ABJICA)でも初の女性会長として、在サンパウロ日本国総領事館やサンパウロ州と協力し、様々なセミナーやシンポジウムを開催し、技術協力事業及び学術面における日伯間の交流促進に寄与した。
現在は、ブラジルいけ花協会の副会長として、サンパウロを中心としたブラジル各地で、生け花体験教室や展示会などを開催し、日本の伝統文化の普及、日伯間の文化的交流・強化に貢献している。

ルイス・フェルナンド・フルラン(76歳)旭日重光章 バルエリ市在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
元 開発商工大臣
現 ジャパン・ハウス サンパウロ(JHSP) 運営委員会メンバー
現 日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議 伯側メンバー
(主な功績)
開発商工大臣としてブラジル産バイオエタノールの日本への供給や、日本方式を基礎とするデジタルテレビ方式のブラジルへの導入に貢献し、日伯間の貿易促進及び技術提携に大きく寄与した。また、ジャパン・ハウス サンパウロの有識者アドバイザー及び運営委員として、同事業の立ち上げから開館、さらにその後の安定的な運営に貢献した。さらに、日本をよく知る有識者として、日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議の伯側委員を務め、自身の40年以上にわたる食品業界での経験や企業経営者としての視点を活かし、日伯間の経済パートナーシップの強化に向けて尽力している。

安永 ルイス(86歳)旭日単光章 プロミッソン市在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
元プロミッソン日伯文化体育協会会長
(主な功績)
安永氏は、プロミッソン日伯文化体育協会会長として、長年、文化・スポーツ活動を通じて、日系社会の活性化、日本文化の普及、ブラジル社会との融和に取組み、日伯間の友好促進に大きく貢献した。同協会が主催する運動会は、昭和24年から70年間にわたり継続して行われ、現在は地域住民約2千人が参加する同市における一大イベントとなっている。同運動会の開催は、日系社
会のブラジル社会への融和を象徴しており、同地域の日系社会の更なる活性化に繋がるものである。また、平成2年から令和2年まで、約30年間にわたり、プロミッソン日伯学校においてボランティア日本語教師として勤務し、日本語教育だけでなく、日本の習慣や価値観、日本文化の継承に尽力した。同学校には、子供から大人まで、日系人・非日系人を問わず通っており、日系社会を担う次世代の育成に大きく寄与するとともに、同地域の日本語教育の拠点として重要な役割を担っている。その他にも、平成10年から平成30年の20年間にわたり、プロミッソン市を含むノロエステ地方を対象とした、ノロエステ日本語普及会に所属し、林間学校や日本語学習発表会など様々なイベントを開催し、同地域の日本語・文化普及に大きく貢献した。

在クリチバ日本国総領事館 推薦叙勲受章者 (敬称略)

フェルナンド・エイゾウ・オノ(74歳)旭日重光章 クリチバ市在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
元労働高等裁判所判事
(主な功績)
ブラジル日系人として初めて最高裁判所にあたる労働高等裁判所の判事に就任し、約10年間にわたる同裁判所判事としての活動等を通じて、パラナ州及びブラジルにおける日系人の地位向上や対日イメージの向上に大きく貢献した。また、日本国最高裁判所判事がブラジルを訪問した際には、ブラジル労働高等裁判所との協議をアレンジし、労働法制や労働問題等にかかる両国の相互理解に尽力した他、日本からの要人来訪時にはブラジル日系社会を代表して応対する等、様々な形で両国の関係発展に貢献した。

タダアキ・ヒロセ(77歳)旭日中綬章 クリチバ市在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
元第四管区連邦地域裁判所長官
(主な功績)
ブラジル第二の日系社会を有するパラナ州において、日系人として初めて連邦判事に就任。ブラジル南部3州を統括する第四管区連邦地域裁判所では、管理官や長官等の要職を務め、この間、訴訟手続きの電子化等を通じた司法改革を推進する等、ブラジル司法界に功績を残し、日系人の地位向上や対日イメージの向上に大きく貢献した。更に、外務省招聘プログラムで訪日した後、司法分野における両国の相互理解の促進に尽力し、在クリチバ日本国総領事館に法的助言等を行い、その活動を支援するところもあった。

在リオデジャネイロ日本国総領事館 推薦叙勲受章者 (敬称略)

浜田 ゆかり(65歳)旭日双光章 ベロオリゾンテ在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
「ミナス日本祭り」実行委員会委員長
日伯文化テクノロジー協力協会会長
在ベロオリゾンテ名誉総領事館職員
(主な功績)
2012年に「ミナス日本祭り」実行委員会委員長に就任し、それまで開催されていた「日本週間」を「ミナス日本祭り」へと規模を拡大させ、以降10年以上に亘り、同行事の企画及び運営において中心的な役割を果たしてきた。この「ミナス日本祭り」には、例年、ミナス州内外から多くの来場者が訪れており、同州における日本文化普及の中心的存在として認識されている。新型コロナウイルスのパンデミックにより、2021年及び2022年はオンライン開催となったものの、対面形式を再開した2023年には、約3万5千人の来場を記録する等、同州における日本文化の更なる理解増進に貢献し続けている。日伯文化テクノロジー協力協会会長としては、元JICA研修生の同窓会の主催に加え、JICAのミナス州における活動を支援してきた。また、在ベロオリゾンテ名誉総領事館職員としては、25年以上に亘り、日本政府の要人往来支援、草の根無償資金協力案件の発掘、広報パンフレット作成、国費留学関連業務、査証取得支援及び邦人援護等、日伯の友好関係の深化に必要不可欠な業務に取り組んできた。

在レシフェ日本国総領事館 推薦叙勲受章者 (敬称略)

アリセ・ルミ・サトミ(69歳)旭日小綬章 ジョアン・ペソア市在住 / 国籍:ブラジル

(主要経歴)
パライーバ連邦大学芸術学部音楽教育学科准教授
元パライーバ伯日文化協会会長
(主な功績)
修士論文及び博士論文を含め、16件に及ぶ日本音楽に関する研究成果を音楽専門誌等で発表し、ブラジルにおける日本音楽研究の発展に貢献した。、また、パライーバ州で初めて筝や尺八を用いた演奏会を主催し、パライーバ連邦大学でも毎年和楽器を使用した演奏会を開催するなど、長年にわたり日本音楽の普及に貢献している。加えて、パライーバ伯日文化協会の設立に尽力し、初代会長を務め、退任後も同協会の運営及び毎年恒例の日本文化祭の開催に貢献している。

ニュース

佳子さま、ようこそブラジルへ!

写真の無断転載禁止 ようこそブラジルへ!佳子内親王殿下 日本ブラジル友好交流年(外交関係樹立130周年)を記念し、ブラジル政府よりご招待を受けてご来伯される佳子内親王殿下は、ブラジル各地の日系社会関連施設にもお立ち寄りくださる予定です! 皇室とブラジル日本文化福祉協会との繋がり 1955年に創立された「ブラジル日本文化福祉協会-文協」の本部ビルは、その3年後となる1958年に三笠宮同妃両殿下の御立合いを賜り建設定礎式が挙行されるという栄光を賜りました。

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母の日イベント「YOKOSO!」~伝統の着物と和食の味わい~5月24日(土)

母の日イベント「YOKOSO!」伝統の着物と和食の味わい 文協の和食普及委員会と工芸委員会が 母の日を祝うイベント「YOKOSO!伝統の着物と和食の味わい」を開催します。 「昨年と同様に、母の日を祝うために力を合わせました。」と、同イベント実行委員会の委員長でもある、文協和食普及委員会の上辻照子委員長はそう話し、「今回は、日伯友好130周年と文協創立70周年を記念する特別プログラムを企画しました。」と付け加えました。 そして「委員会の友人たちがタンスにしまっていた着物を取り出し、この特別な日にその着物を着て、ファッションショーをすることになっています。」と話し、「ウェルカム・レセプションとしてはコーヒータイム、そして心を込めて作ったお弁当もお楽しみいただける、特別なイベントになること間違いなしです。」と話しました。

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SAVE THE DATE!第58回コロニア芸能祭🪭6月28,29日

🪭第58回コロニア芸能祭🪭 日 時:2025年6月28日(土),29日(日)10時~場 所:文協大講堂入場料:無料    ただし1㎏の保存可能な品物(砂糖,コーヒー,米、洗剤など)の寄付をお願いしています。    ご寄付頂いた品物は日系福祉団体へ寄贈いたします。 コロニア芸能祭とは ブラジル日系社会では、第一回目のブラジル日本移民を乗せた笠戸丸がサントス港に到着した 6

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移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民―6月30日まで

移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民 日 時:2025年4月26日~6月30日 ※毎週月曜日は休館    10時~17時 (最終入場は16時)場 所:ブラジル日本移民史料館(文協ビル7,8,9)    Rua São Joaquim, 381,

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第14代文協会長に西尾ロベルト義弘氏が就任

第166回定期評議員会 「なんて素晴らしいことでしょう、会場は満員です!」この言葉は、第166回定期評議員会の準備に奔走する主催者の要望に応える中で、ある事務局メンバーが発した感嘆の一言でした。 2025年4月26日(土)の午前、会場となった文協貴賓室には、50名の評議員(うち8名は委任状による出席)をはじめ、前夜に行われた理事会に出席した地方理事、選挙管理委員会のメンバー、そして現役理事ら約40名が集い、総勢およそ100名で満席となりました。 今回の会合では、2024年度の活動報告および財務報告の承認に加え、団体の運営機関である評議員会会長、理事会会長、監査役会の選出が主要議題として行われました。 なかでも印象的だったのは、石川レナト会長の退任による一抹の寂しさが漂う中、後任として西尾ロベルト義弘氏が満場一致で新会長に選出されたことでした。

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