報告3:石川レナト会長訪日2023🗾第63回海外日系人大会出席

写真:石川レナト文協会長による特別講演  スクリーンの表は「ブラジル日系人の持つ価値観」

海外日系人協会主催 第63回海外日系人大会

海外日系人協会が主催する「第63回海外日系人大会~テーマ:飛躍するニッケイ社会へ-期待される新世代のイニシアティブ」が10月16日から18日まで東京で開催されました。

本大会は、世界各地に在住する日系人が日本で一堂に会し、相互の親睦を深め、日系社会の課題や日系社会間あるいは日系社会と日本との協力の方途について考えることを目的として開催されています。

主催者によると、17カ国を代表した181人が実際に会場にて、300人以上がオンライン形式にて参加したとのこと。内ブラジルからは65名が参加しました。

16日午後に行われた開会式には、秋篠宮ご夫妻がご出席され、各国代表らと特別謁見(20分間)をされました。 ブラジル代表としては、文協事務局長の中島エドアルド剛氏がそれに臨みました。

石川レナト文協会長 特別講演

開会式では、石川レナト会長が「日系社会:関係性の強化と若者の主役意識を高める」をテーマに特別講演(30分)を行いました。その中で、文協理事会では、文協やパートナー団体に参加する若者の主体性を尊重し、主役意識を持たせることを最重要事項としていると強調しました。合わせて、現在文協が最も力を入れているもう一つの活動として、文協地方理事を通したブラジル国内の日系団体の関係強化および海外の日系団体との関係強化についての活動も紹介しました。

文協理事の栗田クラウディオ氏、竹花パトリッシア氏らによる発表

続いて行われた特別講演では、日本財団 特定事業部部長 世古将人氏によって「次世代日系人との連携可能性検討事業報告 」がなされました。 同事業検討会7名のうちの一人である、文協理事でジャパンハウスサンパウロの職員の栗田クラウディオ氏も登壇しました。

2日目となる17日に開催された「国際シンポジウム」では、「第1部:期待される新世代のイニシアティブ ニッケイ社会の新たな挑戦」「第2部:共生社会実現に向けての努力と貢献」「第3部:コラボレーションの促進」というテーマに沿って、パネルディスカッションが行われました。

第1部のパネルディスカッションには、文協の竹花パトリッシア氏がパネリストとして参加しました。

また、文協の交際交流委員会委員長で、ブラジル日本語センターの理事長を務める矢野敬崇氏が「ブラジルでの日本語教育について」、文協架け橋委員会の副委員長清水伊重ジュニア氏が「ブラジルにおける日系ボーイスカウト団体について」を発表するなど、ブラジルからの参加者の活躍が目立ちました。

ニュース

文協青年委員会-猪股レオナルド新委員長および新理事会役員就任式

去る2025年3月29日の土曜日の午後、文協の貴賓室に約200名の関係者が集い、猪股・タヒラ・レオナルド・ヒデキ氏の2025年度文協青年委員会委員長就任式が行われました。 他地域の様々なブラジル日系青年団体メンバーも駆け付ける中、盛況となったこの就任式には、在サンパウロ日本国総領事館の清水享総領事、JICAブラジル事務所長の宮崎 明博所長、そして文協の石川レナト会長をはじめとするブラジル日系社会の要人も多数出席しました。 2024年度文協青年委員会委員長 イザベラ・チアム氏の挨拶 まず、2024年度の委員長を務めたイザベラ・チアム氏が挨拶に立ちました。

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文協選挙2025🗳️シャッパ受付〆切は4月9日18時

写真:連立名簿を受け取る事務局の今本正美、届け出を行うシャッパ名〈Transição〉理事会会長候補の西尾ロベルト義弘、評議会会長候補の山下譲二、会計専任理事候補の原長門(敬称略) 文協の役員選挙プロセスもいよいよ最終段階に入りました。 連立名簿-シャッパ―の提出は4月9日の18時が締め切りでした。 今回、正式に立候補届を提出したのは、シャッパ名〈Transição〉のみでした。 これを受け、選挙管理委員会の木多喜八郎委員長率いる選挙管理委員会は、このTransiçãoの立候補者が定款の要件を満たしているかを確認した上で、Transiçãoを正式に承認しました。

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