日本館創立70周年記念イベント第1弾「Haiga」展:3月3日まで

1954・2024 PAVILHÃO JAPONÊS

「Haiga」展 (今回は写真入りの俳句)

俳句,写真 : ウエダ・マサミ氏
写真 : ブルーノ・シルベストル氏

日 時:2024年1月25日~3月3日
    木,金,土,日,祝祭日 10~17h
場 所:日本館(イビラプエラ公園内)
入場料:お一人様15レアル
    半額権利者は7レアル

去る1954年、サンパウロ市制400周年を記念して、ブラジル日系社会と日本政府が協力して建設した日本館
それから70年が経過したサンパウロ市制施行記念日となる1月25日の祝日、第一弾イベントには、元弁護士でブラジル日系人初の連邦高等裁判事という経歴を持つウエダ・マサミ氏を招き、写真と俳句を融合させた作品を展示します。

本来、「俳画(はいが)」とは俳句を賛した、淡彩画もしくは墨絵による簡略な絵のことを指しますが、ウエダ氏は絵ではなく写真を用いています。

ウエダ・マサミ氏

法学修士と博士号を取得し、ブラジル国で、連邦高等裁判所の判事に就任した最初のブラジル人日系人。
裁判官としての輝かしい経歴を残し法曹界を定年退職した現在、同氏はこれまで表には出さなかった作詩の才能を披露し始めました。
同氏は「詩は、意識的か無意識的かにかかわらず、人生に溶け込んでいます。心臓の収縮と拡張のリズムに同調している。星の脈動と子供の笑顔の中に存在する。私たちの視線と感情の中に存在する。これが、視覚的および詩的な対話の意味です。」と話しています。


ブルーノ・シルベストル氏

ブルーノ氏は現在弁護士として法務分野で活躍しており、リオデジャネイロ州弁護士会障害者権利委員会の委員を務めています。
また、ミュージシャン、俳優、写真家としても活動しています。

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日本館お問い合わせ:
(11) 99538-1927 または  pavilhao@bunkyo.org.br

ニュース

「第54回山本喜誉司賞」推薦受付中!〆切は7月25日

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4月回の文協シネマ&水曜フリマ中止のお知らせ

日頃よりブラジル日本文化福祉協会に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 毎月第1水曜日に開催している文協シネマの4月回は、映画上映機材の技術的な問題のため、中止とさせていただきます。合わせて、水曜フリマも中止となります。 ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。 お問合せ:文協事務局 ✆(11)3208-1755

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文協評議員選挙 当選者発表!

評議員選挙 当選者発表! 穏やかな選挙――これが、2025年3月22日の午前中に開催された第60回定期総会の開票作業の雰囲気でした。 開票作業は、選挙管理委員会の木多喜八郎委員長の指揮のもと、青年委員会のメンバーの協力を得て事務局員が約1時間にわたって行われました。 届けられた179票の投票用紙うち、1票が選挙規則に違反したため無効の処置がとられました。 この選挙にて、選出された50

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99歳の方はいませんか!2025年度 白寿者表彰(1926年生れ)🏅申請〆切は4月30日

写真:2024年度の白寿者表彰式の様子 1926年(大正15年)生まれの方 今年度も文協は、満99歳の方々を祝賀する「白寿者表彰」の準備を始めています。 今年度は1926年(大正15年)生まれの方が白寿を迎えますが、過去に白寿を迎えたものの、まだ表彰されていない方も対象となっています。 白寿表彰は、私たちのかけがえのない尊敬すべき大先輩方が、それにふさわしい敬意を表されるべく、舞台に上がる感動的な瞬間となっています。

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