第54回 文協文芸賞授賞式:11月9日(土)13h~

日 時:2024年11月9日(土)13時~17時
場 所:文協ビル2階 貴賓室

    Rua São Joaquim, 381– Liberdade/SP
    委託駐車場 – Rua Galvão Bueno, 540 ※駐車料金は各自払い
入場料:無料

プログラム
13:00 – 文化講演:サントスの三人の詩人 ※1
14:00 – 文協文芸賞授賞式および パウロ・フランケッチ氏へ特別賞授与
15:30 ~ 17:00 – 討論会 テーマ「日本にルーツを持つブラジル詩としての俳句」 ※2

「異国の地」をテーマとした、 第 7 回文協短編小説コンテストにおける受賞作は以下の通り。

第1位:「XL」 ラファエル・F・アトゥアチ
第2位:「戦争の墓地」 クラウディネイ・ロンコラット
第3位:「世界の向こう側」 イヴァン・ニシダ
佳 作:「人生の中のひねくれ者の感傷的な記憶」 ロジェ・デ・アンドラーデ
佳 作:「黄色いマンゴー」 リアナ・ナカムラ

課題図書:土田町枝(1924-2019)著「蛸釣りじいさんと私」

特別賞: ローラ・ヴェンゾン・フランシスコ・グランドー(ポルトアレグレ / RS在住)
佳 作: ニコラス・ブレンドン・レモス・ヴィアナ(サンパウロ / SP在住)
佳 作: ジョルジ・ルイス・ロペス・ゼレド(ブラジリア / DF在住)
佳 作: ペドロ・マリーニョ・ロシャ(東京 / 日本在住)

レジーナ・アロンソの序文より:「1488年の日本。宗祇、肖柏、宗長によって後鳥羽院の御廟法楽として水無瀬神宮に奉納された水無瀬三吟百韻を、21世紀の現在、サントス生まれの詩人たち~クリス・チネン(白い花)、タイス・クリ(白鷺)、そして私(草花)~の3人の女性の声で、再解釈します。」

この公演は、コーヒー農園で働くために1908年に笠戸丸で到着した日本移民を記念したサントス港で行われる予定でした。
そこで、100句の連句の再解釈は、芭蕉の流派で好まれた形式である「歌仙」として36句で行うことに決めました。

三行連句や二行連句には作者を特定しないことにしました。というのも、各句に俳人全員が関わっており、結果として三つの声が融合した作品となっていたからです。喜びや自発的な協力、共有の楽しさ、提案を受け入れる喜びが非常に大きかったため、三人の一体感は、どんなエゴの痕跡も「消し去った」のでした。

戦争や暴力で混乱するこの時代に、皆がこの共同作業の中で得た少しでも喜び、平和、そして一体感を感じ取り、体験していただけることを願っています。

パウロ・フランケッティ
(カンピーナス州立大学教授)
デボラ・F・タバレス
(サンパウロ州立大学日本語学部教授)
カシオ・ホセ・フェレイラ
(アマゾナス連邦大学教授)
カルロス・マルティンス
(弁護士、俳人)

3名の教授らは、それぞれの大学で日本文学を教えています。

問い合わせ:文協事務局(11)3208-1755

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