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訃報:陶芸家 中谷哲昇(アキノリ)氏

陶芸家で、モジ市コクエラ在住の中谷哲昇(なかたに・あきのり)氏が、2023年9月28日にお亡くなりになりました。 80歳でした。 葬儀は行われず、中谷氏本人が署名したメッセージだけが公開されました。 Comunicado: Como é imutável para quem recebeu a vida.Chegou o dia do desaparecimento de Akinori Nakatani.Durante a minha vida, obrigado por toda a ajuda. Adeus.Akinori Nakatani お知らせ 命をいただいた者にとってそれはなんと不変なものなのでしょうか中谷哲昇が姿を消す日がやってまいりました生前はお世話になりました永遠にさようなら中谷哲昇 写真:在りし日の中谷氏  中谷氏は1943年に大阪府大阪市に生まれました。青年期に中南米数カ国を歴訪した後、1974年にブラジルに定住し、ブラジル国立工業学校にて陶芸を指導。メアリー・ノリコ氏と結婚し、3人の子供に恵まれました。 参考記事: 原生林の間にある陶芸家のアトリエ (ライター大浦 智子氏) 1980年には、バロリス国際陶芸ビエンナーレに参加。ファエンツァ国際陶芸コンクールで名誉賞を受賞。1989年には、サンパウロ美術評論家協会から最優秀陶芸賞を受賞。文協が毎年開催している文協総合美術展においても、7回の入選を果たしています。 また中谷氏は、ここブラジル日系社会においては陶芸家としてはもちろん、モジ市コクエラの貴重な日系建築のお茶屋敷「カザロン・ド・シャ」の修復・保存活動に尽力したことで有名です。 参考記事:ニッケイ新聞(2005年) カザロン・ド・シャ保存運動―中谷哲昇さん特別連載寄稿 ※ニッケイ新聞は2021年に廃刊しています。 この活動が「当地における貴重な日系建築である『カザロン・ド・シャ』の修復・保存活動を立ち上げ、日伯政府機関等の支援を得て、これを成功させた。また、日本の感性を投影した陶芸作品の制作や展示等を通じ、日本の伝統文化の普及に貢献している。」として、令和元年度在外公館長表彰の栄誉に浴されました。 心よりご冥福をお祈り致します

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カラオケ紹介🎤10月21(土),22(日)10時~

🎤 カ ラ オ ケ 紹 介 🎤 日 時:2023年10月21日(土)10~17時場 所:文協小講堂(文協ビル別館3階)🎤登録料:30レアル(当日払いも可) ※歌を聞くだけの場合は無料🍱弁当代:30レアル(事前予約者のみ)お支払い:PIX(CNPJ): 61.511.127/0001-60      受取人名義:Sociedade brasileira de cultura japonesa e de assistência social     領収書送り先: WhatsApp  Henrique  (11) 98397-7850  ※領収書をHenriqueに送る際は、🎤登録料か🍱弁当代か、もしくは両方かを明記のこと     駐車場(外部委託): Rua Galvão Bueno, 540           ※ 駐車場の料金は各自負担 好評につき、文協会員拡充委員会(松尾エンリケ委員長)は、歌を歌うのが好きな方、歌を聞くのが好きな方のために「カラオケ紹介」を今年も開催します。 司会は、トニーニョ・カンティエリが務めます。 🎤参加者は30レアルですが、歌を聞いて楽しむだけなら、無料です。(お弁当🍱は要予約) 多くの方々のご参加をお待ちしております! お問合せ:文協事務局(11)3208-1755  ニルセまで

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第63回海外日系人大会10月16~18日

海外日系人大会事務局より、オンラインでの参加申込登録に関して以下のお知らせが届きました。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ この度、日本語に加え、英語、スペイン語、ポルトガル語の各ページもアップしました。大会は4カ国語の同時通訳にて開催いたします。たくさんのみなさまにご参加いただけますと幸いです。 初日の開会式、2日目の「国際シンポジウム」および3日目の「日系人の主張」「在日日系人スピーチ」「大会宣言発表」につきましてはオンライン配信を行いますので、ご登録がまだの皆さまはぜひ以下のURLよりご登録ください。(ご登録をいただいた皆様には、視聴用のURLをお知らせいたします) ▼「第63回海外日系人大会」オンラインでの参加登録はコチラ↓↓↓ https://jadesas.or.jp/jp/taikai01/  (日本語)https://jadesas.or.jp/en/the-convention-knk/ (英語)https://jadesas.or.jp/pt/taikai/ (ポルトガル語)https://jadesas.or.jp/es/taikai/ (スペイン語) ※東京の会場での対面参加申込は締め切りました。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 主催:公益財団法人 海外日系人協会問い合わせ e-mail : taikai@jadesas.or.jp

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ABGJ主催🏮IZAKAYA MATSURI@文協文化ホール 10月28,29日12h~

ブラジル日本ガストロノミー協会 ABGJ(Associação Brasileira de Gastronomia Japonesa)主催🏮IZAKAYA MATSURI🏮 日 時:2023年10月28日(土)12時~20時          29日(日)12時~18時場 所:文協文化ホール  R. São Joaquim, 381 – Liberdade (最寄り駅 São Joaquim) 前売り入場券:35レアル/一人 (半額権利者は17.5レアル/一人)購入サイト:meep 会場入り口で販売される当日券は40レアル/一人 ブラジル日本ガストロノミー協会 ABGJ(Associação Brasileira de Gastronomia Japonesa)が主催するIZAKAYA MATSURIには、11のレストランやショップが参加して開催されます。1品が、15~45レアルでお買い求めいただけます。 みなさまのお越しをお待ちしております。! 詳細:ABGJ (Festival da Associação Brasileira de Gastronomia Japonesa)   Instagram: @abgj_br    Tel: (11) 3181-2862   Site: https://abgj.org.br/

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文協と聖市役所が提携!高齢者デイサービスセンター(NCI)発足式

「文協にとって歴史的な日」-去る7月21日、聖市役所の社会福祉開発局局長のカルロス・ベゼラ・ジュニア氏およびセ地区の社会福祉開発における責任者カシア・アパレシダ・トラヴェンソロ氏とそのチームが出席する中、文協貴賓室において開催された「高齢者デイサービスセンター(NCI:Núcleo de Convivência de Idoso)」の発足式において文協の石川レナト会長は冒頭でこう述べました。 文協ビル内に設置される高齢者デイサービスセンター(NCI)は、聖市役所の社会福祉開発局(SMADS) によって維持管理されている80の施設のうちの一つとなり、文協では同会社会福祉委員会が担当します。 対象年齢は60歳以上で、定員は200名(対面:120名、在宅:80名)、サンパウロ市役所と2028年までの5年間の提携が決定しています。 高齢者デイサービスセンター(NCI)発足式 発足式開始前に、まず、この日を迎えるために誰よりも精誠を尽くす中、7月9日に逝去された文協社会福祉委員会網野勢子委員長に対して黙祷が捧げられました。 石川会長は挨拶の中で「高齢者デイサービスセンター(NCI)の運営について、聖市との提携が締結したことを病床の勢子氏に報告した際、ほっとした表情を浮かべたことが思い出されます。」と話しました。 そして、福祉に生涯を捧げた勢子氏に感謝と敬意を表し、勢子氏が貫いた福祉に対する尊い信念は、今後も同委員会がしっかりと受け継いでいくことを誓いました。 また、石川会長は「文協での高齢者デイサービスセンター(NCI)の実施は、文協の社会福祉活動の対象者として高齢者に注力しはじめた2015年から、大きな飛躍を遂げたと言えます。」と述べました。 そしてこれは2021年に実施されたJICAによる「移住者の団体に対する助成金交付事業」の支援を受け開始した高齢者デイサービスセンター(CCPI:Centro de Convivência da Pessoa Idosa)の実績が認められ、今回の聖市との提携に繋がったと経緯を説明しました。 セ地区担当のカシア氏は、リベルダーデ地区にNCIを置くことは長年の目標であり、それが実現したことを嬉しく思うと述べました。 聖市役所のカルロス社会福祉開発局局長は、「高齢者デイサービスセンター(NCI)の発足はいつも非常に特別なことですが、特に、ここ文協という日系社会の中心的な場所での開所は、更に特別な意味を持ちます。」と話し「なぜなら、私は日本文化とその価値観を大変尊敬していますが、その価値観の中で私が最も感銘を受けているものは「年配者への敬意」だからです。」と述べました。 式典の最後には、市役所より提供された「高齢者デイサービスセンター(NCI)文協」と記載された看板の除幕式が行われたほか、文協のシニアダンス教室に通う生徒によるダンスが披露されました。 Galeria de fotos 文協高齢者デイサービスセンターに関するお問合せ WhatApp: 11-91223-0777

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パッセイオ 9月19日(火) 🚌 参加申込受付中!

文協の会員拡充委員会が主催する、大好評のイミグランティス・エコロジック・パーク&ブラジル日本移民史料館をめぐる次回のパッセイオは2023年9月19日(火)です! 現在、参加申し込み受付中です。 またこのパッセイオは貸切バスで行われ、ガイドが同行し、料金には各所入場料と昼食代(弁当)が含まれています。 【日 時】2023年9月19日(火)8時~15時30分【料 金】一人150レアル(前払い)※貸切りバス(ガイド付き)、各所入場料込、弁当代込【申込方法】文協事務局(11) 3208-1755(担当:ニウセ)までお電話ください *** 日程 *** 8h 文協出発 (R. São Joaquim, 381 – Liberdade –SP) 9h イミグランティス・エコロジック・パーク到着 (1グループ(10人)毎にガイド1人で散策) 12h イミグランティス・エコロジック・パーク出発 13h 文協ビル到着 / 昼食 (弁当) 14h ブラジル日本移民史料館見学(ガイド付) 15h30 解散 お問合せ:文協事務局 (11) 3208-1755 担当/ニウセ

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ブラジルから日本へ=9月30日から観光ビザ免除!

ブラジル外務省は9日午後5時、日本とブラジルの両国政府が90日以内の一般旅券所持者の訪問ビザを相互に免除することで合意したと発表しました。 この免除措置は当初3年間有効で、2023年9月30日から実施されます。 この措置により、ブラジルと日本の観光客はビザを取得することなく相互に訪問できるようになります。 今回の合意は、5月のG7広島サミットにおけるルーラ大統領の訪日に際して、岸田文雄首相がブラジル人に対する訪問ビザ免除の延長を発表したことに起因するものです。 今まではブラジル政府が一方的に日本からの観光客に対して免除してきました。 ですが、岸田首相の申し出により、ブラジル政府は国家間の互恵主義と平等待遇の原則に基づく外交方針に沿って、日本国民に対しても同様の措置を継続することが可能となりました。 同広報は《今回発表された免除措置は、日本からブラジルへの移民115周年を迎える今年、両国間の人的交流と関係の深化に貢献するものである》と締めくくられています。 記事:ブラジル日報より

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第26回文協桜まつり大型TV抽選会当選者発表!

写真:左から娘さん、上辻理事、ケリーさん母、ケリーさん夫、ケリーさん、娘さん 写真後方:Fast Shop社カルロス・ゴンドウマネージャー、 毎年恒例の、🌸文協桜まつり🌸抽選会。この桜まつりに自家用車で来場された方々で、駐車場にて、文協が毎月配信している「文協e-news」を受け取るためのメールアドレス等の登録をして下さった方々が対象となっています。(車1台につき1枚の抽選券) 去る7月1,2,8,9に4日開催された第26回文協桜まつり抽選会の景品は、スポンサーのFast Shop社から提供頂いた、43インチの大型テレビ(サムスン社製)でした。 今回、この幸運を引き寄せたのはケリー・チエミさんでした! 桜まつり最終日の抽選会で、選び出された一枚の抽選券。そこに記載されている電話番号に公開電話をかけ、会場全体が見守る中、ケリーさんへの幸運な知らせが伝えられました。 ケリーさんは、7月31日、文協にて行われた贈呈式に、母親とご主人そして、髪に桜まつりで購入したというかんざしをそれぞれ挿した双子の娘、ソフィアさんとビクトリアさんを連れてジュンディアイ市からやってきました。 文協からは、社会担当理事の上辻照子氏が出迎え、Fast Shop社のマネージャーのカルロス・ゴンドウ氏より、賞品のTVがケリーさんへと手渡されました。 文協桜まつりへのご来場、まことにありがとうございました! そして、当選おめでとうございます!

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第49回 国際民族舞踊祭 中止のお知らせ

新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックのため、本年9月26、27日に開催を予定しておりました「弟49回国際民族舞踊祭」は来年へと延期致します。 開催を楽しみにしてくださっていた皆様および関係者の方々にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。 国際民族舞踊祭とは ブラジル独立宣言150周年を記念し1972年に弟1回目となる同大会を開催したのが始まりです。この大会は、様々な国からの移民およびその文化の平和的共存を目的としています。 昨年は下記22カ国、34団体からなる移民の子孫たちが祖国の文化や踊りを披露し、観客は2日間で2千人を数えました。 •ドイツ•アルメニア•オーストリア•ボリビア•チリ•クロアチア•スコットランド•スペイン•ギリシャ•ハンガリー•イスラエル•イタリア•日本•リトアニア•パラグアイ•ポーランド•ポルトガル•ロシア•シリア•スイス•台湾•ウクライナ

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JACTO社:日系6団体へ噴霧器を寄贈

サンパウロ州ポンペイア市にある農業機械製造会社JACTOより、日系ブラジル人6団体(文協、憩いの園、希望の家、こどものその、サンタクルス病院、援協)へXP12噴霧器の寄贈がありました。 本来この噴霧器は農場の害虫駆除のために開発製造されたものですが、現在は新型コロナウイルスに対する消毒散布としても活用されています。 JACTO社 JACTO社は1931年にブラジルに移住した日本人移民、西村俊治氏によって設立され、1948年に農薬散水機を製造した最初の全国的企業として際立っていました。また、農業機械部門で最高と言われるアグリビジネス企業として表彰されています。設立者の西村俊治さんが哲学とした「珈琲より人を作れ」という教えは今も受け継がれており、ブラジル日系社会に関連する慈善団体の支援にも常に取り組んでいます。 心よりお礼申し上げます。

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在聖日本国総領事館より ブラジルに滞在する邦人実態把握調査についてのお知らせ

在ブラジル大使館,総領事館及び領事事務所では,現在のブラジルにおける新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ,皆様の安全対策を一層強化するため,在留状況等を可能な限り正確に把握したいと考えております。 調査記入の時点で,ブラジル国内に滞在中の日本国籍を有する方は,可能な限り早く,入力フォームに必要事項をご登録いただきますようお願いいたします。 ※ご家族分をまとめて一度にご登録いただけます。  この調査が,関係する方々に広く伝わるよう,皆様の知人,友人等,周囲の邦人の方々に幅広く共有していただけますと幸いです。 【問い合わせ】 在サンパウロ日本国総領事館 領事部 電話  (55-11)3254-0100 メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

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サンパウロ日系団体による食事支援活動「Água no Feijão」

ご協力をお願いします 新型コロナウイルスパンデミックの影響を受け、職を失い路頭に迷う人たちのために、現在サンパウロの様々な日系団体が協力しÁgua no Feijão のネーミングを取り入れた食事支援活動を展開しています。 Água no Feijão(アグア・ノ・フェジョン) 日本の国民的料理の定番と言えば「ご飯とみそ汁」ですが、ここブラジルでは「ご飯とフェジョン( 豆の煮込み料理 )」がそれに当たります。「Vamos botar água no feijão! ( フェジョンに水を足しましょう! ) 」この言葉は急な来客があったときにとてもよく使われる言い回しで、普段より少し多めにフェジョンを作りましょう、という意味があります。 目標は1日200食を30日間 サンパウロの日本食レストラン「藍染」の白石佑佳テルマシェフの呼びかけで料理人が集まり、 ブラジル日本青年会議所の浅村マルセロ会頭がコーディネートのもと、サンパウロ市郊外の貧困層集住地区に毎日200食を 30日間配布することを目標としています。 なお、このプロジェクトは、貧困層への食事提供はもちろん、レストラン経営者らの援助も含まれています。 寄付は16レアル(弁当 2人分)から 40レアル(5人分)/ 80レアル(10人分)/ 160レアル(20人分)/ 240レアル(30人分)/ 800レアル(100人分)/ 1600レアル(200人分)を選び、サイトから(日本語あり)寄付頂けます。 主催 ブラジル日本青年会議所 サンパウロ大学生援護連盟 ブラジル日本文化福祉協会青年部 日伯文化連盟 日本留学研修OB会 サンパウロJICA帰国研修員同窓会 国際キフ 後援 ブラジル日本文化福祉協会 ジャパン・ハウス・サンパウロ

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日本の歌手中平マリコさん ツアー延期のお知らせ

中平マリコさんとブラジル 1975年に歌手デビューした中平マリコさんがブラジルで初公演を行ったのが2004年のことでした。それ以来、毎年ブラジルでのツアーをライフワークとしており、ブラジル全土はもちろんパラグアイやボリビアの日系人団体が開催する様々なイベントにも参加しています。何より日系の慈善団体および文化団体への支援に力を注いでいます。 そのような16年間欠かさず続けていたブラジルでの活動が認められ、令和元年の外務大臣表彰を受賞されました。 しかし今回の新型コロナウイルスパンデミックを受け、今年のツアーの延期を発表しました。 伯日文化社会統合協会の西尾ロベルト会長は「今年はマリコさんが来伯できず残念ではありますが、やはり健康が第一、イベントの延期は適切な判断だったと思います。」と話しました 。 チャリティーショー「さぁ始めよう」  ***みんなで手を取り手を結び 文協文化ホールを完成させよう***をスローガンに据えたこのチャリティーイベントは、日本の歌手中平マリコさんの呼びかけで始まりました。マリコさんに加えブラジルの約150人に及ぶ演者らによって繰り広げられるこのショーは、本年で第6回目となる予定でした。 西尾ロベルト氏は「さぁ始めよう』の延期にも触れ「文協文化ホール※は文協の理念である「日本の文化の維持と普及」を実現するためにも大変重要な意味を持つ場所となります。その完成を目的として始まったショー『さぁ始めよう』を率いる中平マリコさんの精力的な支援には非常に感謝しております。来年の開催を期待しております」と付け加えました。 ※文協文化ホールとは 文協ビル地下階にある1400㎥のスペースを指します。 『日本文化の普及と継承』をメインテーマに、ここに和食の魅力を伝える設備を設置したほか、展示、講演、ワークショップ、イベントなど多目的に利用できるスペースとなっています。 中平マリコさんからのメッセージと歌 今回、マリコさんからブラジルの皆様へのメッセージと「さくら」の歌が届きました。

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令和2年 春の叙勲 受章者決定!

日本政府は4月29日、外交官を通じてブラジル在住の令和2年春の叙勲者を発表しました。今回は以下の通り、邦人叙勲が2名、外国人叙勲が9名 、合計11名が受章されました。 (敬称略) おめでとうございます! 在ブラジル日本国大使館管内叙勲受章者     ワルテル・シンジ・イイホシ  【旭日中綬章】 外国人叙勲 58歳 (主要経歴)元伯日友好議員連盟会長 / 元下院議員 (主な功績) 平成19年から,3期(12年)に亘り連邦下院議員を務め,伯を代表する数少ない日系人政治家として日伯関係の強化・促進に従事した。特に日本人ブラジル移住100年の周年事業においては,当地要人として訪日し,ブラジル日系社会を代表して記念式典に参列。伯日議員連盟会長として連邦議会での記念式典開催に尽力した他,記念モニュメントの設置や記念硬貨の発行にも大きく貢献した。また,サンパウロ及びブラジリアの日系社会との関係構築に注力し,各種行事に積極的に関与。在浜松ブラジル総領事館開設や日系4世による長期滞在ビザ取得にも寄与し,在日ブラジル人への支援に大きく貢献した。    イオランダ・ケイコ・ミアシロ・オオタ    【旭日中綬章】 外国人叙勲 63歳 (主要経歴)元伯日友好議員連盟会長 / 元下院議員 (主な功績)平成23年,日系女性として初めて伯連邦下院議員となり,2期(8年)に亘り伯を代表する数少ない日系人政治家として日伯関係の強化・促進に従事した。特に日本人ブラジル移住110年の周年事業においては,伯日議員連盟会長として,連邦下院での記念式典開催に尽力。また,連邦下院レストランにおける国際和食ウィークの開催を発案し,日本文化広報事業として和食を通じたソフトパワー外交に貢献した。平和構築・教育分野においては,下院における広島・長崎写真展や原爆関係セミナー開催に尽力した他,日本の教育システムを踏まえた教育改正法案等の提出を通じ,教育分野における日伯関係強化にも大きく貢献した。 在サンパウロ日本国総領事館管内叙勲受章者       若林 和男   【旭日双光章】 邦人叙勲 88歳 (主要経歴) 画家 (主な功績) 同人は戦後のブラジル画壇における日系美術会を牽引してきた代表的な画家の一人である。花鳥風月,鞠などの伝統的な図柄を活かした作品を数多く発表, 我が国の伝統美をブラジル国内外の人々に分かりやすい形で伝えてきた。日本人ブラジル移住100周年に際しては,記念事業として,ブラジル美術界における日本人・日系人画家の足跡を辿る「ブラジル日系画家百年の歩み展」の日本開催に尽力したほか,同110周年に際しては,両国を象徴した二羽の鶴による記念ロゴマークのデザインを担当するなど,長年にわたり,日伯間の文化交流及び友好親善の促進に大きな貢献を果たした。      杉尾 憲一郎  【旭日中綬章】 外国人叙勲 82歳 (主要経歴) 元グアルーリョス大学大学院地球環境分析学教授 / 元サンパウロ大学地球科学部教授 / 元 ブラジル日本文化福祉協会評議員会会長 (主な功績) ブラジルにおける地質学者の権威である同人は,サンパウロ大学等で50年以上に亘り教鞭を執り,地質学分野の大学教授として,日伯両国間の学術交流に貢献した。地質学に関する論文・書籍を日本語で発表し,日本の地質研究の発展に寄与したほか,日本人研究者との緊密な学術交流も行った。また,その専門知識を学術界に留まらせず,当地邦字紙への記事の連載等を通じて,広く当地日系社会にも普及した。ブラジル日本文化福祉協会では,長年の間学術研究費委員会に所属し,若手研究者の育成に寄与すると共に,評議員会会長や改革委員会委員長も務め,将来の日系社会を見据えた新体制の礎を築くことにも貢献した。       ヨシアキ・ナカノ   【旭日中綬章】 外国人叙勲 75歳 (主要経歴)現ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)サンパウロ経済学校長 / 元サンパウロ州財務長官 (主な功績) FGVサンパウロ経済学校長として,ブラジルの社会発展に貢献する卒業生を多数育成するとともに,日本の大学教授,有識者,学生等を積極的に受け入れ,経済分野における日伯の知的交流を推進してきた。また,サンパウロ州財務長官として,財政の健全性を維持しつつ商品流通サービス税の税率削減を実現する等,進出日本企業を含め,サンパウロ州で活動する民間企業に大きな恩恵をもたらした。      アンセルモ・ナカタニ

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文協およびサンタクルス病院からのメッセージ

在伯日本政府関係機関、日系国会議員、日系団体および地域の代表者の皆様へ ブラジル日本文化福祉協会会長およびサンタクルス病院理事長 石川 レナト より 拝啓 世界的な新型コロナウイルス感染症パンデミックの中で、ブラジルにおきましても厳しい状況が続いております昨今、皆さま方におかれましては恙なくお過ごしであることを心から願っております。そしてこの状況は、私たちがお互いに調和を求め、連帯意識を更に深めることによって克服できるものと信じております。 サンパウロ州および市当局の新型コロナウイルス拡大防止策の指示に従い、対面でのサービスを避け事務所を閉鎖した3月23日以降の活動報告するよう、全ての関係者に指示しています。 文協においては、従業員の大多数を在宅勤務とし、ブラジル日本移民史料館やイビラプエラ公園内にある日本館も一時休館の処置をとりました。 同時に、集団を回避するために従来のイベントの中止や延期を余儀なくされ、収益が急激に減少しました。なお、これまでの取り組みは以下の通りです。 1.危機管理委員会の創設 文協会長と7名の副会長で構成される委員会を設置し、毎週web会議を開催。 最優先事項は文協の財務状況についてであり、悲観的、現実的、楽観的の、それぞれの角度から将来を見据えて様々な対策を取る必要性を確認。 また、これまでの隔週水曜日に開催していた理事会も、web会議にて開催。 2.経費削減対策 危機管理委員会の決定に沿って、容赦ない収益の減少に直面し、経費を削減するために幾つかの措置を採用。 緊急雇用および所得維持プログラムの暫定措置936を考慮し、給与を効果的に削減するために、従業員の労働時間とそれに対応する報酬を削減。 3.危機後の計画 危機後の計画立案作業も開始。これまでとは大きく異なると考えています。 これが、新たな文協への大きな挑戦です! 4.連帯キャンペーン 現在文協は、NGO団体Gerando Falcões※が展開する社会的弱者を対象とした、必要最低限の生活必需品を援助するセスタバジカ「CORONA NO PAREDÃO」(コロナ防壁)キャンペーンを支援しており、皆さまのご協力をお願いしております。 詳しくはコチラ ※このグループは10年以上にわたってさまざまなプロジェクトをサポートしており、いくつかの起業家や堅実な企業によってサポートされており、財務諸表はKPMGによって監査されています。 5. 文協プレミアム会員特典 会員の皆様の日頃のご厚意に感謝し、文協パートナー企業との間で一連の特典や割引制度をご利用頂る文協プレミアム会員特典制度を立ち上げました。 詳しくはコチラ これまでのところ、Fastshop、Konbini Produtos Orientales、CaféFazendaAliançaとのパートナーシップを確立しています。 6. サンタクルス病院 去る2月26日にCOVID19対処委員会を配置しました。 医師、看護師、マネージャー、理事会で構成されるこの委員会の決定により、様症候群の患者に対するケアの流れが確立されました。 COVID19集中治療室におけるICUベッドを30%拡張し医療機器のECMO(人工肺)も購入しました。また、COVID 19の中程度の症状である患者用の特別病棟も完備しました。 3月の第1週に、SARS COV2(PCR-リアルタイムおよび迅速IgM / IgGテスト)のテストを取得し、30分未満で診断を行うことが出来るようになっています。 また、COVID19以外の疾患をもつ患者が今までと同じような医療を受けることが難しくなっている現状を受け、ICUだけでなく外科センター、診断センター、救急科、入院および外来の維持にも努めております。 このように、看護チーム、医療チーム、看護チーム、従業員による多大な努力により、通常医療から複雑な医療に至るまサンタクルス病院は現在も完全に機能し続けておりすことを報告いたします。 なお、COVID 19の患者の多くはすでに完全に回復しており、そこにはこの危機の最前線で処置に当たっていた臨床スタッフおよび2人の医師が含まれています。 ボランティアのチーム、ジョジョラーメンレストラン、ネスプレッソ、グラフィカブラジルに感謝の意を表したいと思います。 一日も早い新型コロナウイルス感染症パンデミックの終息を願っております。                                  敬具

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