報告:新天皇陛下ご即位祝賀晩餐会

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記:2019年5月6日

日系主要5団体が文協ビルの多目的ホールにて共催した「新天皇陛下ご即位 『令和』祝賀晩餐会」には、各方面から約200人が出席し盛大に行われました。

ブラジル時間で4月30日の夜19時より開催されたこの祝賀式典は、日本時間では5月1日の朝7時となるため、ご即位祝賀式典を公式的に開催したのは、ここブラジルが世界中で最も早かった、と言うことが出来るかもしれません。

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式典では、文協の石川会長、援協の与儀会長、県連の山田会長、商議所の村田会頭、日文連の吉田会長による祝辞が述べられました。
それに続き、日本国を代表して在聖総領事館の楠首席領事による祝辞と、ブラジル日系社会におけるいち早い祝賀式典開催に対する感謝の意が表されました。

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代表者による祝辞の後、文協の呉屋前会長の発声によって、日本の伝統「万歳三唱」が行われ出席者たちは日本とブラジル両国の小旗を持ちながら、新天皇陛下のご即位とご健康、そして両国の平和と発展を願いました。

続いて、フクダ弦楽カルテットによるヴィヴァルディ作曲「四季・春」や日本の歌「ふるさと」などが演奏されました(アレンジ:ファビオ・タグリアフェリ)

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このカルテットはフクダ3兄弟のマルコス(ビオラ)、リカルド(チェロ)、ミユキ(バイオリン)とファビアン・スズキ(バイオリン)によって構成されていますが、フクダ3兄弟は、新天皇陛下が浩宮徳仁親王殿下時代の1982年、初の海外公式訪問先としてここブラジルをご訪問された際、ビオラを演奏する若き浩宮さまと協奏した経験をもっています。
その当時の様子が大きなスクリーンに映し出されるなか、ご即位をお祝いする弦楽器の音色を会場に響かせました。

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演奏の後は、文協評議員会の頃末会長の音頭によって乾杯し、夕食会へと移りました。

ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会 活動報告書をまとめた書籍を配布

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挨拶に立った菊地実行委員長は、あらためて昨年開催された110周年祭典事業に対する数々の支援に感謝の意を表し、記念遺産と位置づけた国士舘大学スポーツセンタープロジェクトに対する引き続きの支援を要請しました。
また、同センター第一段階建設において重要な協同研究者の一人であった原沢和夫さんのご遺族から寄せられた多額の寄付に対して、心からのお礼を述べました。
2018年の一年間で行われた数々の110周年記念祭典行事をまとめた書籍は、出席者全員に配布されました。

共催:ブラジル日本文化福祉協会
サンパウロ日伯援護協会
ブラジル日本都道府県人会連合会
アリアンサ 日伯文化連盟
ブラジル日本商工会議所

Fotos: Kenia Gomes

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