水曜シネマ、2010年7月7日と28日の上映予定

7/7
雨あがる(1999年 91分)
監督:小泉堯史
故・黒澤明監督が山本周五郎の短編をもとに書いたシナリオを、黒澤組のスタッフたちが映画化した時代劇で、 剣の達人でありながら人の良さが災いし、思うように仕官になれない浪人を温かく描いた、思わず涙がこぼれる感動作品。

7/14
「皇室の20世紀 2 天皇皇后両陛下 日本全国への旅」
被災地お見舞い、施設ご訪問等、人々とのふれあいのご足跡を貴重な映像でたどる。
柳生武芸帳  (1957年 106分)
監督:稲垣浩
出演:三船敏郎 鶴田浩二 久我美子 香川京子 岡田茉莉子 大河内伝次郎 中村扇雀
時代小説の金字塔「柳生武芸帳」を稲垣浩監督・脚本、三船敏郎・鶴田浩二主演で描いた大作ロマン!
時 は徳川三代将軍家光の頃、幕府の命運を左右し朝廷の安泰をも脅かすという武芸帳をめぐって、柳生一族と肥前の兵法者・山田浮月斎一派とが壮絶な死闘を演じ る痛快時代劇。裏切りや恋の鞘当て、隠密や刺客との駆け引きなどが繰り広げられるサービス満点、盛り沢山の映画である。

7/21
さよなら、クロ ~ 世界一幸せな犬の物語 (2003年 109分)
監督:松岡錠司 出演:妻夫木聡、伊藤歩、余貴美子、柄本明、りりィ、渡辺美佐子、井川比佐志
あ る高校にさまよいついた 1匹の黒い野良犬。その犬はクロと名づけられ、用務員室に寝泊まりし、夜は用務員と一緒に校内を見回り、時には職員会議にも出席しと、学校の一員として飼 われ続けた。そんなクロは、自分のせいで友人だった男性が死んだと思い、自殺しようとした3年生の雪子をも助ける…。
昭和36年頃に長野県の松本深志高校に住みつき、12年間にわたって生徒たちと学園生活を送った実在の犬クロ。そんなクロに関わる人間たちの姿を追った作品。

7/28
火宅の人 (1986年  132分)
監督:深作欣二 原作:檀一雄 出演:緒形拳  いしだあゆみ  原田美枝子  松坂慶子  檀ふみ  石橋蓮司
家庭を捨て、新劇女優と同棲するなど、苦悩を抱えながらも自由奔放に生きた放浪の作家・壇一雄の自伝的同名小説を映画化。男女の命がけのせめぎ合いを、時にアクション映画のタッチさえ取り入れながら描いた、深作欣二の骨太な演出が光る文芸エンタテインメント大作。

ニュース

新年特別企画!文協水曜シネマ2本立て&フリマ 1月21日(水)

文協水曜シネマ&フリマ 文協会員拡充員会が提供する「文協水曜シネマ」、そして、文協図書委員会が運営する「文協水曜フリマ」。 かつて、それぞれが別々の日に開催していたましたが、相乗効果を考えて、毎月第1水曜日に同時開催をするようになり、大変好評を得ています。 2026年1月は新年特別企画として、映画を2本上映いたします。 もちろん、フリーマッケトも行います!

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年末年始休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。誠に勝手ながら、弊会では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 なお、日本館は現在、メンテナンスのため閉館しております。 良いクリスマス、良い新年をお迎えください。

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祝!文協創立70周年

ちょうど今から70年前の1955年12月17日、文協の前身となる「サンパウロ日本文化協会」が、第17号サンパウロ市民登記所に正式に登録されました。 文協の誕生は、サンパウロ市制400周年祭への参加を目的に結成された「日本人協力委員会」による、イビラプエラ公園内日本館建設の成功がもたらした、きわめて意義深い成果の一つであったと言えます。山本喜誉司氏が率いた同委員会の解散総会は、そのまま、3年後に控えたブラジル日本移民50周年記念式典の開催を主要な目的の一つとする「サンパウロ日本文化協会創立準備委員会」発足の場へと引き継がれました。 そして1955年、初代会長に山本氏を迎え、文協は正式に発足し、今日に至っております。 文協歴代会長についてはコチラ≫≫≫歴代会長 これまで協会の歩みを支えてくださったすべてのボランティア、会員、支援者、スポンサーの皆様に、心より感謝申し上げます。

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アニソン・ダンス教室 生徒募集中!

現在、文協では、国際協力機構-JICAより派遣されたのアニソン・ダンス・インストラクターのYUKINA先生をお迎えしています! レッスンは一般の方に広く開放されており、15歳以上であればどなたでも参加できます。レベルは問いません。初心者も大歓迎です! J-POPやアニメソングなどの日本の音楽に合わせたダンスを通じて、身体的・精神的健康の促進、さらにはコミュニケーションや自己表現力の向上も期待できます。 日本から来た専門家から学べるこの機会を、ぜひお見逃しなく! JICAボランティア YUKINA

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報告:130周年記念コンサート

Foto:Gabriel Inamine 去る11月28日に、サンパウロ市立劇場にて開催された「日伯修好通商航海条約締結130周年」を祝うクラシックコンサートには、約1,500名が来場し、忘れられない夜となりました。 舞台には、指揮者のチアゴ・タヴァレス氏、サンパウロ市立青年交響楽団員とともに、ソリストとして尺八奏者のシェン・ヒベイロ氏と箏奏者の西陽子氏が登壇し、美しい音楽を奏でました。 「友好」をテーマに掲げたこのコンサートはブラジルと日本を結ぶ完璧な音楽的つながりを築き、会場全体を感動させる楽曲を来場者に届けました。

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