漫画ファンへ 文協図書館からのスペシャルニュース!!!

01今後、日本の漫画愛好家は天野鉄人氏が最近行なった贈与によって大幅に増大した文協図書館の漫画コーナーをおおいに楽しむことができるでしょう!

文協木多喜八郎会長、図書・映画委員会林まどか委員長、小森広副委員長の3人が1月9日に記者会見を行ない、このすばらしい発表を行ないました。

04ピニャル移住地の天野鉄人氏が理事を務める青年図書館には、箱に入れられたままの大量の漫画があり、図書管理人として天野氏はこれらの漫画が読者の手の届くところにないことをとても残念に思っておられました。そのことが文協に伝えられ、今回の夢のような贈与が実現しました。

02林委員長によると、最初に2000冊の贈与が承認されましたが、結局のところ約6500冊という予想をはるかに超えた数の漫画が贈与されました。そのようなわけで、現在文協の図書館にはすべての図書を収めるスペースがないので、将来的には“漫画コーナーだけの図書館”を設立する計画を行なっています。すでに受け取った漫画だけではなく、さらなる贈与の可能性を探って、漫画の量と質を充実させていくつもりです。

03文協の、またブラジル日系社会の明るい未来を心から願う代表者3人は、漫画の特別なコーナーを立ち上げるためのこの努力が漫画愛好家、とりわけ若い世代層のニーズにこたえることになると確信しています。「たくさんの若者たちが漫画やアニメへの理解を深めることを目指して日本語学校に通って、頑張って日本語を学んでいるのを知っています」と木多会長は述べます。

この取り組みが新しい世代の無限のエネルギーとパワーを文協にもたらすと信じている林委員長は、「メキシコではこうした図書館が若い世代層を集めるうえで大きな成功を収めているという情報があります!」と期待を込めて語っています。

筆者も図書館の漫画エリアを実際に訪ねてみましたが、どらえもんからドラゴンボール、またGTOや金田一少年の事件簿など、筆者が若かった頃(?)日本で大ヒットした漫画がところ狭しと並んでいてすごく魅力的でした。少し昔のものから最新のものにいたるまで、非常にバライティー豊かな漫画があなたを楽しませくれることを約束します。日本語を習得したいと思っておられるみなさんにも、漫画を読んで日本の文化を知りながら楽しく日本語を学ぶことをお勧めいたします!漫画を読みながら勉強っていいですよね。

図書館でしばし漫画を立ち読みしながら筆者があらためて思ったこと・・・漫画は日本文化の宝物!!

文協図書館
場所:Rua São Joaquim, 381 – 2º andar do prédio anexo – Liberdade
地下鉄サンジョアキンより徒歩5分。駐車場ありRua Galvão Bueno 540
営業時間:月曜から金曜、9時から17時半まで。土曜日9時から13時まで
情報:(11)3208-1755(内線128)

ニュース

佳子さま、ようこそブラジルへ!

写真の無断転載禁止 ようこそブラジルへ!佳子内親王殿下 日本ブラジル友好交流年(外交関係樹立130周年)を記念し、ブラジル政府よりご招待を受けてご来伯される佳子内親王殿下は、ブラジル各地の日系社会関連施設にもお立ち寄りくださる予定です! 皇室とブラジル日本文化福祉協会との繋がり 1955年に創立された「ブラジル日本文化福祉協会-文協」の本部ビルは、その3年後となる1958年に三笠宮同妃両殿下の御立合いを賜り建設定礎式が挙行されるという栄光を賜りました。

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母の日イベント「YOKOSO!」~伝統の着物と和食の味わい~5月24日(土)

母の日イベント「YOKOSO!」伝統の着物と和食の味わい 文協の和食普及委員会と工芸委員会が 母の日を祝うイベント「YOKOSO!伝統の着物と和食の味わい」を開催します。 「昨年と同様に、母の日を祝うために力を合わせました。」と、同イベント実行委員会の委員長でもある、文協和食普及委員会の上辻照子委員長はそう話し、「今回は、日伯友好130周年と文協創立70周年を記念する特別プログラムを企画しました。」と付け加えました。 そして「委員会の友人たちがタンスにしまっていた着物を取り出し、この特別な日にその着物を着て、ファッションショーをすることになっています。」と話し、「ウェルカム・レセプションとしてはコーヒータイム、そして心を込めて作ったお弁当もお楽しみいただける、特別なイベントになること間違いなしです。」と話しました。

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SAVE THE DATE!第58回コロニア芸能祭🪭6月28,29日

🪭第58回コロニア芸能祭🪭 日 時:2025年6月28日(土),29日(日)10時~場 所:文協大講堂入場料:無料    ただし1㎏の保存可能な品物(砂糖,コーヒー,米、洗剤など)の寄付をお願いしています。    ご寄付頂いた品物は日系福祉団体へ寄贈いたします。 コロニア芸能祭とは ブラジル日系社会では、第一回目のブラジル日本移民を乗せた笠戸丸がサントス港に到着した 6

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移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民―6月30日まで

移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民 日 時:2025年4月26日~6月30日 ※毎週月曜日は休館    10時~17時 (最終入場は16時)場 所:ブラジル日本移民史料館(文協ビル7,8,9)    Rua São Joaquim, 381,

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第14代文協会長に西尾ロベルト義弘氏が就任

第166回定期評議員会 「なんて素晴らしいことでしょう、会場は満員です!」この言葉は、第166回定期評議員会の準備に奔走する主催者の要望に応える中で、ある事務局メンバーが発した感嘆の一言でした。 2025年4月26日(土)の午前、会場となった文協貴賓室には、50名の評議員(うち8名は委任状による出席)をはじめ、前夜に行われた理事会に出席した地方理事、選挙管理委員会のメンバー、そして現役理事ら約40名が集い、総勢およそ100名で満席となりました。 今回の会合では、2024年度の活動報告および財務報告の承認に加え、団体の運営機関である評議員会会長、理事会会長、監査役会の選出が主要議題として行われました。 なかでも印象的だったのは、石川レナト会長の退任による一抹の寂しさが漂う中、後任として西尾ロベルト義弘氏が満場一致で新会長に選出されたことでした。

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