第10回 文協総合美術展

DSC0566110月22日、午後3時より記念すべき第10回目となる文協総合美術展のオープニングセレモニーが文協大講堂で開催されました。

オープニングセレモニーには、在サンパウロ日本国総領事館の中前隆博総領事、国際交流基金サンパウロ日本文化センターの深沢陽所長、サンタクルス病院の石川レナト理事長、希望の家・奥村ネルソン理事、山下譲二文協副会長、金子謙一文協美術委員長などが出席。また、総合美術展の開催にあたる協力団体および企業の宮坂国人財団・上原景三専務理事、Orient Ceramic Equipment社 Andre Ariga氏、エミレーツ航空役員 Stephane Perard 氏およびシニアセールスエゼクティブRegina Carrelhas 氏、ARTE BRASILのCaio Giardullo理事、PASCOAL社のPascoal Giadullo 氏、Acrilex社の役員 Jonny Herbert氏、PINTAR社のRonaldo Nicolai Nikoww Dimitrow 氏が参加しました。
セレモニー冒頭では山下譲二副会長が、第10回目の節目を迎えることができ、とても光栄であると挨拶。次に中前隆博総領事は、文協総合美術展の開催が日本とブラジルの相互理解において重要な役割を担っていると位置づけ、文化面での交流発展に寄与しつづけることを願っていると祝辞を述べられました。
最後に金子謙一文協美術委員長が、美術展の開催は協力してくださった方々のおかげであること、そしてアーティストたちのための美術展であることを述べ、来場者全員に感謝の挨拶を述べました。
その後、セレモニーは授賞式に移りました。今回の10回目となる文協総合美術展には、応募作品283点、応募者130名でした。選出作品は250点、そのうち33作品が受賞しました。
以下、受賞者となります。

工芸部門
金賞: Fernanda Mascarenhas
銀賞: Fernando Aidar e Luciane Yukie Sakurada
銅賞: Adriana Issobata de Oliveira, Aya Basilio e Tieko Furuyama
佳作: Ana Lucia Cauduro, Angelina Zambelli, Eliana Kanki, Lica Cruz e Rogerio David

美術部門
金賞: Riyosuke Komatsu
銀賞: Augusto Taishin Higa e Toshiko Hayashi
銅賞: Gilson Aparecido de Lima, J. Camargo e Walter Handro
佳作: Angeli Arregui, Ayumi Ono, Kayo Hashimoto, Lubb e Miyoe Sakaue

現代美術部門
金賞: Roberto Giannecchini
銀賞: Benedicta Aparecida Duarte Dantas e Eduardo Murgel
銅賞: Kyoko Fukagawa, Ricárddo P. Pinto e Sueli M. D. Dabus
佳作: Celia Custarella, Lucia de Fatima Roda Maciel, Marcos Akasaki, Mariana Guimarães Lima Conte e Regina Bardos Toledo Lara

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ニュース

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移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民 日 時:2025年4月26日~6月30日 ※毎週月曜日は休館    10時~17時 (最終入場は16時)場 所:ブラジル日本移民史料館(文協ビル7,8,9)    Rua São Joaquim, 381,

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