
ジャパンハウス・サンパウロ( 以下JHSP)は、3月2日から4月23日まで、イビラプエラ公園内にある日本館にて「回顧展:ジャパンハウス・サンパウロの6年」を開催します。
これは、日本館を管理するブラジル日本文化福祉協会とJHSPとのパートナーシップにより実現しました。
この回顧展では、2017年のオープンから現在までの6年という間に、JHSPで開催された39の展示会をはじめとする、芸術、技術、教育、美食など様々な視点から日本文化を表現した活動を、写真と文章で振り返ります。
「回顧展:ジャパンハウス・サンパウロの6年」@日本館
「回顧展:ジャパンハウス・サンパウロの6年」
期 間:2023年3月2日(木)~4月23日(日)
※注:日本館休館日の月,火,水を除く
日本館運営日時:木,金,土,日.祝日 10時から17時まで
場 所:イビラプエラ公園内日本館
Av. Pedro Álvares Cabral, s/nº – São Paulo – SP
日本館最寄りゲート:ゲート10(徒歩の場合) / ゲート 3(車の場合)
入館料:大人:15レアル
学生(要学生証),高齢者(60歳以上),子供(5~12歳): 7レアル
幼児(4歳まで):無料
※木曜日は無料
回顧展
・建築家・隈研吾氏による『隈研吾-エターナル・エフェメラル』展
・ドレスデザイナー・小泉智貴氏による『トモ ・コイズミの幻想的な宇宙』展
・日本人アーティスト毛利悠子氏の『Parade (a Drip, a Drop, the End of the Tale)』展
・日本のアーティストユニット「DAISY BALLOON(デイジーバルーン)」による『バランス』展
・5人の日本人女性ジュエリーデザイナーによる『[ÍM]PARES(インパレス)』展
また、それ以外にも今までの特徴的な活動である読書会、まんがサークル、JHSPポッドキャスト、日伯修好ウォークなどのパノラマも展示されます。
ジャパンハウス・サンパウロと日本館の強固なパートナーシップ
JHSPのエリック・クラッグ館長は、「私たちは、文協との強固なパートナーシップにより、日本館という美しく特別な場所で、JHSPにとって重要なイベントである回顧展を開催できることを、大変うれしく思っています。ここでは、東洋人街リベルダーデやパウリスタ大通りにあるJHSPで感じる日本文化とはまた違った観点で日本文化を伝えることが可能です。2017年にオープンしたJHSPの来館者数 は、2023年1月現在、既に270万人を数えていますが、日本館にて回顧展を開催することで、さらに多くの人々に日本文化に触れる新たな機会を提供できると期待しています。」と述べています。

JHSPのデザイン画:JHSPサイトより
それに対し、文協の石川レナト会長は「資材の全てを日本から取り寄せ、日本の匠により伝統的な建築様式を踏襲して建てらた日本館に隣接して建つ展示室の一画に、昨年、カフェテリアと小さなショップをオープン、バリアフリー化も施しました。更なるステージアップを目指す日本館にとって、JHSPの回顧展開催はそれに花を添えてくれるものであり、大変光栄です。」と話しました。そして「来館者は、イビラプエラ公園に建つ独特な雰囲気を持つ日本館とJHSP回顧展を通して、日本文化の多様性と豊かさを垣間見ることができると確信します。」と付け加えました。
なお、JHSPは2021年以降、パラナ州、リオグランデドスル州、パラ州、ペルナンブコ州などの他州や、アルゼンチン、メキシコなどの国々でデジタルおよび対面での活動を行い、毎月直接5万人に、デジタルにおいては200万人にでアプローチ、地理的範囲を広げています。
ぜひ、お越しください!
サイト:ジャパンハウス・サンパウロ
日本館
お問い合わせ:
(11) 99538-1927 / (11) 96390-2404または pavilhao@bunkyo.org.br