報告1:石川レナト会長訪日2023🗾在浜松ブラジル総領事館訪問

石川レナト会長による在浜松ブラジル総領事館訪問 2023年10月5日

来る10月16日から開催される第63回海外日系人大会出席に向けて、既に日本入りしている石川レナト会長ご夫妻および照屋ウーゴ武次専任理事は、10月5日、在浜松ブラジル総領事館のガルシア・アウデーモ総領事を訪問し同館所属浜松市民評議会の豊橋エベル評議員長や在日ブラジル人研究者協会(ABrJ – Associação de Pesquisadores Brasileiros no Japão)の浦本エリック※会長率いるメンバーらも加わってのミーティングの場を持ちました。

※浦本エリックさん:サンパウロ生まれサンパウロ育ちの日系3世。JICA日系社会リーダー育成事業留学生として、2021年から早稲田大学大学院生として日伯の貿易関係についての研究を行っている。在日ブラジル大使館の支援を受けて、JICA奨学金の仲間と一緒に、令和4年12月に在日ブラジル人研究者協会(Associação de Pesquisadores Brasileiros no Japão – ABrJ)を設立し、会長に就任。自身のような研究者が日本で行っている研究を促進するだけでなく、在日ブラジル人コミュニティと学会や大学のつながりの強化を目指している。


今回の訪問に際しては、コロナも落ち着きを見せた昨年2022年11月に、日本の関係各所への初めての表敬訪問を実施した時と同様、元在マナウス日本国総領事館の総領事を務めた関口ひとみ氏の協力を得ています。
なお、この時表敬訪問したガルシア・アウデーモ総領事は、2023年1月11日にブラジルへ一時帰国した際には、文協にご来館下さるなど、良い交流が続いています。


会議においてまずは、文協の活動内容を紹介した後、浜松市中区のポルトガル語教育機関IIECの代表で、浜松市民評議会の事務局長を務める杉野アドリアナ氏より、同会が今年行ったプロジェクトについての説明がなされました。

それに続き、静岡県に住むブラジル人社会にとって関心のある話題、「社会扶助」「子どもたちのメンタルケア」「家庭内暴力との戦い」「ブラジル人学校での教育、特に日本語教育の改善」といった分野で、ブラジル人家庭を支援するプロジェクトについての意見交換がなされました。さらに、在日ブラジル人研究者協会(ABrJ)が在日のブラジル系高校生と交流し、彼らに日本の大学進学を奨励する取り組みの可能性についても話し合われました。


ガルシア・アウデーモ総領事からは、総領事館が後援するジェブラ-ブラジル人学校競技大会inジャパン(Jogos Escolares Brasileiros no Japão -JEBRA)や、後援したブラジリアンデージャパン浜松2023の成功について報告がなされ、また、来年には浜松にブラジル文化センターを設立する可能性にも触れました。

今後の活動に向けての、大変良い交流のひと時となりました。

ニュース

毎月第1水曜日は文協シネマ&フリマの日🎥9月は3日

毎月第1水曜日に開催する「文協シネマ&フリマ」、2025年9 月は3 日(水)です!みなさまのご来場をお待ちしております。 文協シネマ 映画名:あん日 時:2025年9月3日(水)13時~場 所:文協ビル大講堂料 金:無料※ポルトガル語字幕付き  映画詳細≫≫≫あん

続き

大型TV当選おめでとう!🌸第28回文協桜まつり

(左から)第28回文協桜まつり実行委員会の田中ロベルト委員長、当選者のロジェリオ・デ・ブリト・オリヴェイラ氏、Fast Shop社のゴンドウ・カルロス・マネージャー、文協の上辻照子副会長 毎年恒例の「文協桜まつり」抽選会。 この桜まつりに自家用車で来場された方々で、駐車場にて、文協が毎月1 回配信している「文協

続き

報告:第4回国際日系対話

去る2025年7月10日から12日にかけて、アルジャー市のニッポン・カントリー・クラブにて、第4回国際日系人対話が開催されました。 これまでの第1回から第3回までは、ペルー日系人協会の主催によりペルーで開催されてきましたが、今年は、日伯修好通商航海条約締結130周年および文協創立70周年という節目の年にあたることから、文協の主催により、ここブラジルでの開催が実現しました。 このイベントには、以下の団体から50名が出席しました。 また、ブラジル側からは以下の要人らも出席しました。 Foto

続き

第55回文協工芸展 入選者発表

お待たせいたしました。文協工芸員会は、川上久子氏、ニシエケイコ氏、生駒憲二郎氏、仁居樹美氏、ソニア・ボガス氏の審査のもと、以下のアーティストを「第55回文協工芸展」の受賞者として選出しました(五十音順)。 本年はアーティスト200人を超える応募があり、そのうち150人、合計291点の作品が選出されました。 なお、以下の2名の受賞者には、優秀作品賞として5,000レアルの賞金が授与されます。 パトリック・ニコラス・コーブ 受賞作品:「パンク」 ジョン・アレクサンダー・ウリベ・ロザス 受賞作品:「心臓」「剣」「成長の舞」

続き