訃報:エリソン・トンプソン・デ・リマ・ジュニオール氏

茶道裏千家淡交会ブラジル協会会長で、ブラジルいけ花協会前会長、そして現在文協評議員会の第2幹事であるエリソン・トンピソン・デ・リマ・ジュニオール氏が、約2週間の入院治療の甲斐なく、肺疾患のためお亡くなりになられました。65歳でした。

弔問および埋葬は以下の通り執り行われます。

弔問日時:2024年2月5日 10時~
埋葬日時: 〃      15時30分
場 所:コンゴーニャス墓地 (Cemitério Congonhas)
    R. Min. Álvaro de Sousa Lima, 101 – Jardim Marajoara, São Paulo – SP

在りし日のエリソン氏

流暢な日本語を話し、茶道やいけ花といった日本の伝統文化をこよなく愛するエリソン氏は、長きにわたり文協の活動にも精力的に関わり、文協の理念である「日本文化の普及」を誰よりも実践した方でした。

在りし日のエリソン氏

また、以下を理由に令和3年の外務大臣表彰を受賞しています。

エリソン・トンプソン・デ・リマ・ジュニオール様 
 茶道裏千家淡交会ブラジル協会会長
トンプソン様は、2012年から2020年まで、サンパウロを中心としたブラジル各地の各流派を代表するブラジルいけ花協会の会長を務められ、生け花の普及にご尽力されました。特に、会長として2019年にジャパン・ハウス サンパウロで華道をテーマに開催した『DŌ(道)―平静の極みへ』展にご協力いただき、多くの来館者を集めることに貢献されました。また2009年から現在まで、茶道裏千家淡交会ブラジル協会の会長を務められ茶道の普及にも取り組むなど、その幅広い文化活動により、日伯両国の友好親善の促進に大きく寄与されました。     在サンパウロ日本国総領事館サイトより

エリソン氏 在りし日の記事はこちら:『A POÉTICA DA IKEBANA』出版記念展示会

心よりご冥福をお祈りいたします

ニュース

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サンロッケ市の文協国士舘公園で開催される文協桜まつりとのタイアップ企画、Fujifilmeブラジルと文協が共催する「文協フォトコンテスト」は、今年で第12回目を迎えました。 今年7月に開催した「第28回文協桜まつり」会場の一画に設置されたフォトコンテストの応募コーナーには、525作品の登録がありました。 例年同様、審査員らは、各作品の作者名を知らされないまま30枚を選出、その中からさらに1等と2等を選びました。 審査員:セリア・ハナシロ(アートエディター)、ニシヤマ・サチユキ(ジャーナリスト兼写真家)、セリア・アベ・オイ(ジャーナリスト)、そしてエリカ・エイシマ(富士フイルム マーケティングマネージャー)

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南援協応援-協力券(Rifa)販売中!-ガンバッチェ・キャンペーン-当選発表は11月19日

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