モジ・ダス・クルーゼス 第29回秋祭り-今週土曜日スタート!

03サンパウロ市の東50キロほどのところにある、都市近郊農業に従事する日系人が多い中都市、モジ・ダス・クルーゼス。市内中心部にも日系人経営の店は多く、郊外に行くと日系人の名前が付いた道だらけという日系人の存在がとても大きな都市。そんなモジで、今年で第29回目となる「秋祭り」が、4月5、6日と12、13日の4日間に渡り開催されます。

家族向けのアトラクション、日本の伝統料理、日本の音楽・舞踊ショー、日系人歌手のライブ、ワークショップ、文化展示会や農産物など、みなさんを楽しませるありとあらゆるイベントの集大成となっています。祭りのハイライトは、500点の展示と700点の地元農産物を誇る文化・農産展示館です。会場では、モジ市特産の果物や野菜が販売されるだけではなく、卵と花は祭りを訪れる人々を楽しませるパネルやデザインを創作するためのインスピレーションの基盤となっています。祭りを明るく盛り上げるデコレーションの詳細については開会式の瞬間まで秘密ですが、今年の祭りのテーマは間もなく開催されるサッ カー・ワールドカップにちなんで『頑張れブラジル』です。

02来場者は書道、折り紙、そろばんなどのワークショップに無料で参加することができ、茶道を体験して抹茶を味わったり、仏様に願い事をしたり、七夕のたんざくに願い事を書いてつるしたり、生け花の古代芸術に触れ合う機会もあります。ステージでのプログラムは実に魅力いっぱいです。太鼓、体操、日本舞踊、琴、三味線、手品、ミス秋祭りコンテスト、剣道、よさこいソーラン節、そして、特設ステージ上では日本在住のブラジル人歌手ロベルト・カザノバさん、平田ジョーさんらの歌謡コンサートが行われるほか、盆踊りなど日本文化に関連した多くの催しが行われます。

モジ秋祭りのもう一つの強みは、焼きそば、うどん、天ぷら、アイスクリームの天ぷら、餃子、春巻き、たこ焼き、おにぎり、焼き鳥、パステル、シュラスコ、チキンやリングイッサの串刺しバーベキュー、バライティーに富んだお菓子、などの誘惑だらけのフードコートです。また、農業・文化祭りであることに加え、モジ秋祭りは製品やサービスの宣伝の場としても賑わうイベントとなっています。自動車メーカーやサービスプロバイダーや工芸品など、100社を超える出展があります。

オンライン入場券

秋祭りに対する人々の関心は年々高まり、毎年大盛況しています。昨年は9万人以上の人々が来場しましたが、もし最初の週末に大雨が降っていなかったら、来場者数はもっと大幅に膨れ上がっていたと思われます。パラナ州、ミナス・ジェライス州、リオ•デ•ジャネイロ州などの様々な地方からバスツアーで来場する人々までいました。

アクセスを容易にし、遠くから来場される人たちの利便性を高めるために、イベント主催者のモジ・ダス・クルーゼス文化協会はAppチケットと提携してオンラインのチケット販売を行ないます。クレジットカードを介して秋祭りサイトで直接購入することもできます。これで、遠くから来場する人たちが 、チケットを買うために長い列で長時間待つ必要はありません。

去年初めて2週にわたって開かれた秋祭り。モジ文協の中山喜代治評議員会会長によると、開催期間中は会場まで渋滞が起こり、途中であきらめて帰る人もいたといいます。その上来場者から「1回の週末だけではもったいない」という声が多かったことから、同祭委員会が協議し、2つの週末に開催されることが決定しました。今年は10万人以上の来場者が見込まれます。みなさん、モジ秋祭りの盛り上がりを大いにお楽しみください!ついでに大きな日系コミュニティーがあり、長い歴史に彩られたモジ市の観光もお楽しみください!!

第29回秋祭り
2014年4月5,6日、12,13日
土曜日、10時から23時
日曜日、10時から22時
お問合せ: (11) 4791-2022
www.akimatsuri.com.br

ニュース

第55回文協工芸展 参加登録受付中!6月18まで

ブラジル日本友好条約締結130周年および文協創立70周年を記念する本年、文協工芸委員会は、「第55回文協工芸展」の開催に向けて準備を進めています。 なお同展は、2025年10月4日から19日まで、文協文化スペースにて開催される予定です。 参加を希望される方は、参加方法、選考基準、スケジュールなどの詳細が記載された募集要項を以下のリンクからご確認ください。 出展の申込は、4月15日から6月8日まで、以下のオンラインの申込フォームを通じて行われます 。

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第1水曜日は文協シネマ&フリマの日🎥5月は7日に開催

毎月第1水曜日に開催する「文協シネマ&フリマ」。2025年5月は7日です。みなさまのご来場をお待ちしております。 文協シネマ 映画名:彼岸花日 時:2025年5月7日(水)13時~場 所:文協ビル大講堂料 金:無料※ポルトガル語字幕付き  映画詳細≫≫≫彼岸花 (松竹株式会社サイト) 水曜フリーマーケット 日 時:2025年5月7日(水)10時~15時場 所:文協ビル大講堂前ロビー

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パッセイオ🚌5月20日(火) 参加申込受付中!

イミグランティス・エコロジックパーク&ブラジル日本移民史料館を巡るパッセイオ 【日 時】2025年5月20日(火)8時~15時30分【料 金】一人170レアル(前払い)※貸切りバス(ガイド付き)、各所入場料込、弁当代込【申込方法】文協事務局 (11) 3208-1755までお電話ください お待たせいたしました!文協の会員拡充委員会が主催する大好評のイミグランティス・エコロジック・パーク&ブラジル日本移民史料館をめぐる次回のパッセイオは2025

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「第54回山本喜誉司賞」推薦受付中!〆切は7月25日

山本喜誉司賞とは この賞名の由来となった山本喜誉司氏は、コーヒー栽培の害虫駆除に有効なウガンダ蜂の研究で、ブラジル日系社会はもとよりブラジルにおける農業の分野で多大なる貢献を成し、母校東京大学から農学博士を授与された方です。 また同氏は文協創設者の一人であり、初代会長としてブラジル日系社会をまとめた人物でもありました。 そんな山本氏が何より熱意を傾けていたのが、農業分野における日系人後継者の育成でした。 この志を引き継ぐべく、1965年にブラジル農業技術研究協会(ABETA)は農業分野で貢献のあった日系人の個人や団体を顕彰する山本喜誉司賞(PKY)を開始しました。1999年にはABETAから文協へと託され、すでに174名の日系人または日系団体を顕彰しています。なお、現在同賞は、ブラジルの農業部門における最も伝統的な賞のうちの一つとなっています。

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文協青年委員会-猪股レオナルド新委員長および新理事会役員就任式

去る2025年3月29日の土曜日の午後、文協の貴賓室に約200名の関係者が集い、猪股・タヒラ・レオナルド・ヒデキ氏の2025年度文協青年委員会委員長就任式が行われました。 他地域の様々なブラジル日系青年団体メンバーも駆け付ける中、盛況となったこの就任式には、在サンパウロ日本国総領事館の清水享総領事、JICAブラジル事務所長の宮崎 明博所長、そして文協の石川レナト会長をはじめとするブラジル日系社会の要人も多数出席しました。 2024年度文協青年委員会委員長 イザベラ・チアム氏の挨拶 まず、2024年度の委員長を務めたイザベラ・チアム氏が挨拶に立ちました。

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