2014年 運営管理統括委員会

1 – 運営管理統括委員会

1.1 – 総務/式典・行事委員会
1) 財務、経理、人事など協会の総務管理を補佐
2) 移民史料館、日本館、国士舘大学センター、文協ビル共同管理業務に協力
3) JICA助成の「教育文化対策事業」の実施
4) 新年祝賀会(1月1日)と天皇誕生日(12月)の開催
5) 白寿者表彰
6) 日系社会の各種行事に参加(日本祭り、蘭展など)
7) 歓送迎会、顕彰・祝賀会の実施
8) ポルトガル語版協会史の発行
9) 第25回「伊藤園新俳句大賞」応募への協力
1.2 – 管財委員会
1) 文協ビルの運営管理
a) 講堂、体育館、会議室などの賃貸業務
b) 委託業者による清掃、警備、安全業務の委託管理
c) 委託業者によるコンドミニアム業務の管理
d) 図書館、小講堂、展示室の維持保全
e) 体育館の維持保全
f) 委託業者による駐車場業務の管理
2) 文協ビルの合法化手続きに関する公的機関との折衝の継続
a) 消防署が承認したプロジェクトに沿った改修工事と設備設置の認可の取得
1.3 -日本館運営委員会
1) 日本館の保全維持と常設展示品の管理
2) 錦鯉の飼育・管理
3) 日本庭園の維持保全
4) 公、私立の小・中・高生対象のモニター付き団体訪館の奨励
5) 「ひな祭り」、「子供の日」、「文化の日」行事の推奨
6) 2013年7月に岐阜県・中津川市の中島工務店によって始まった修復工事と木造部分のシロアリ駆除の延長作業
7)サンパウロ市役所の要請によるイビラプエラ公園内の日本館と慰霊碑の統括エリア造園プロジェクト作成作業は、日本館の修復工事とシロアリ駆除のために一時停止されていたが、工事完了後、再びその作業を再開し、推進する
8) 新規プロジェクトが容易に打ち出せるために、又そのプロジェクトが持続可能であるように市、州、連邦レベルの政府機関との関係の発展・強化
9) 同種の海外における団体との交流の推奨
10) 日本館開設60周年の記念行事推進
1.4 – ブラジル日本移民史料館運営委員会
1)史料館の通常運営
a) ブラジル政府のルアネー文化事業奨励法案による企業の税制恩典のメリットの普及に努め、史料館の史料展示会やその保存を目的とした文化活動に対する協力を得るための運動を展開の予定;
b) 文化事業の新しい財源としての国(IBRAM=連邦政府直轄ブラジル博物館協議会)、州(SISEM=サンパウロ州博物館統括システム)、市(サンパウロ市文化事業プロジェクト推進奨励のための税制恩典法令)の公共事業費調達の方法等を図る;
c) 特別展示会の開催は史料館内に限らず、サンパウロ州、他州、又は海外に於いても文化交流の一環として進める;
d) 史料館ホームページの更新、拡充 を図る;
e) 「史料館便り」は史料館のホームページ上で公開 される;
f) 日本の篤志家大塚様の支援による収蔵庫、及び事務室の改装工事が2014年に実施されるため、設計及び施工業者の選定並びに工事監督、工事推進計画作成。
2)史料館のデジタルアーカイブの現状及び、史料のデジタル化促進状況
デジタルアーカイブ設立のための資金は通常運営資金以外の特別資金が2008年度以降から確保さ
れており、ほとんどの史料デジタル化が完成間近である。
a) 史料登録台帳のデジタル化完成(2013年12月)
b) スキャナーによる写真資料のデジタル化 及び、データー入力の完成は2014年になる見込み。
c) 物品資料のデーター入力済み、写真家による写真データの取り込み作業を推進
d) あしあとプロジェクトのデジタルデーターの修正とその完成 を目指す。
e)新しく設置される資料収蔵庫が完成次第、デジタル化済みの資料が新しく整理整頓され、収納される。
f)完成案件の公開と広報活動
3)2014年及び将来の計画
a) 国の文化活動支援ルアネー法案に認定されている「着物プロジェクト・着物の美」の推進を図る。このプロジェクトは史料館所蔵着物の展示会を実施し、着物専用の収蔵庫を設置するための資金集めを目的としていて、第一段階としてサンパウロ州知事公邸のバンデイランテス宮殿で2013年に展示会が行われたが、2014年にはプロジェクトの第二段階として、パラナー州クリチバ市のオスカーニーマーヤ美術館で行えるか検討を進める。
b) 国内外の史料館、博物館との、交流、連携の推進
c) 史料館の自治運営の検討
d) サンパウロ人文科学研究所(人文研)との協力体制の下進められた史料館7,8,9階の展示設備の改装計画実施
e) 2014年度ルアネ―法案に認定された新プロジェクト「史料館の近代化及び身障者対応システムの実施」を実現させるため、 国の法律によって定められている公共施設の身障者対応設備の完備を目指して、8階から9階の間に特別身障者用エレベーターを設置し、音声ガイドシステムを各階に配置する。
4)オーラル・ヒストリープロジェクトの充実を図る
文協主催恒例白寿者表彰式典に参加する99歳の受章者が語るその人生を録画する他、移民史を語れる人物を選出し、録画する計画の実施を継続的に進める。
1.5 -国士館大学スポーツセンター運営委員会
1) センター施設の保全と管理
2) 第18回桜祭りを地域団体と合同で開催(6月28日、29日)
3) マレットゴルフ大会や青年部の活動の後援
4) 体育館などの施設全体の有効活用の計画と実施
1.6 – 法務委員会
a) 2月~12月に月1回の会議を開催
b) 理事会の要請に基づいた文協や会員の法務関連の問題の分析と対応
c) 文協や会員からの関心度の高いテーマのセミナー開催(最低2回)
1.7 –戦略的計画委員会
1) 年間予算の作成と利用状態の監査
2) 長期の投資予算計画の作成と新たな資金源の分析と評価
3) 文協の事業の3本柱(運営/管理事業、文化/社会事業、交流事業)の実現
1.8 – マーケティング広報委員会
1) 機関紙「コロニア」の編集と発行
2) 「文協ニュース」の編集と発行
3) 「文協Eニュース」の編集と発信
4) 文協広報活動の再編成
5) ホームページ(www.bunkyo.org.br )の編集と更新
6) 広報資料のデータ・バンクの企画と構築
7) 新たな「日本文化機関誌」関する検討、発行
8) 情報発信技術を用いる、ソーシャル・ネットワークを形成しその活動の強化
9) 税制恩典措置による資金調達の強化
10) 文協のブランドの活性化と使用の標準化
11)文協ネット内に日系社会に関するデーターバンク機能を開発
12) 日本人コミュニティ内の諸団体に関連する内容の記事の作成とへの掲載

 

 

ニュース

佳子さま、ようこそブラジルへ!

写真の無断転載禁止 ようこそブラジルへ!佳子内親王殿下 日本ブラジル友好交流年(外交関係樹立130周年)を記念し、ブラジル政府よりご招待を受けてご来伯される佳子内親王殿下は、ブラジル各地の日系社会関連施設にもお立ち寄りくださる予定です! 皇室とブラジル日本文化福祉協会との繋がり 1955年に創立された「ブラジル日本文化福祉協会-文協」の本部ビルは、その3年後となる1958年に三笠宮同妃両殿下の御立合いを賜り建設定礎式が挙行されるという栄光を賜りました。

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母の日イベント「YOKOSO!」~伝統の着物と和食の味わい~5月24日(土)

母の日イベント「YOKOSO!」伝統の着物と和食の味わい 文協の和食普及委員会と工芸委員会が 母の日を祝うイベント「YOKOSO!伝統の着物と和食の味わい」を開催します。 「昨年と同様に、母の日を祝うために力を合わせました。」と、同イベント実行委員会の委員長でもある、文協和食普及委員会の上辻照子委員長はそう話し、「今回は、日伯友好130周年と文協創立70周年を記念する特別プログラムを企画しました。」と付け加えました。 そして「委員会の友人たちがタンスにしまっていた着物を取り出し、この特別な日にその着物を着て、ファッションショーをすることになっています。」と話し、「ウェルカム・レセプションとしてはコーヒータイム、そして心を込めて作ったお弁当もお楽しみいただける、特別なイベントになること間違いなしです。」と話しました。

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SAVE THE DATE!第58回コロニア芸能祭🪭6月28,29日

🪭第58回コロニア芸能祭🪭 日 時:2025年6月28日(土),29日(日)10時~場 所:文協大講堂入場料:無料    ただし1㎏の保存可能な品物(砂糖,コーヒー,米、洗剤など)の寄付をお願いしています。    ご寄付頂いた品物は日系福祉団体へ寄贈いたします。 コロニア芸能祭とは ブラジル日系社会では、第一回目のブラジル日本移民を乗せた笠戸丸がサントス港に到着した 6

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移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民―6月30日まで

移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民 日 時:2025年4月26日~6月30日 ※毎週月曜日は休館    10時~17時 (最終入場は16時)場 所:ブラジル日本移民史料館(文協ビル7,8,9)    Rua São Joaquim, 381,

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第14代文協会長に西尾ロベルト義弘氏が就任

第166回定期評議員会 「なんて素晴らしいことでしょう、会場は満員です!」この言葉は、第166回定期評議員会の準備に奔走する主催者の要望に応える中で、ある事務局メンバーが発した感嘆の一言でした。 2025年4月26日(土)の午前、会場となった文協貴賓室には、50名の評議員(うち8名は委任状による出席)をはじめ、前夜に行われた理事会に出席した地方理事、選挙管理委員会のメンバー、そして現役理事ら約40名が集い、総勢およそ100名で満席となりました。 今回の会合では、2024年度の活動報告および財務報告の承認に加え、団体の運営機関である評議員会会長、理事会会長、監査役会の選出が主要議題として行われました。 なかでも印象的だったのは、石川レナト会長の退任による一抹の寂しさが漂う中、後任として西尾ロベルト義弘氏が満場一致で新会長に選出されたことでした。

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