2015年運営管理統括委員会

1 – 運営管理統括委員会
1.1 – 総務/式典・行事委員会
1) 財務、経理、人事など協会の総務管理を補佐
2) 移民史料館、日本館、国士舘大学センター、文協ビル共同管理業務に協力
3) JICA助成の「教育文化対策事業」の実施
4) 新年祝賀会(1月1日)と天皇誕生日(12月)の開催
5) 白寿者表彰
6) 日系社会の各種行事に参加(日本祭り、蘭展など)
7) 歓送迎会、顕彰、祝賀会の実施
8) ポルトガル語版協会史の発行
9) 第26回「伊藤園新俳句大賞」応募への協力
1.2 – 管財委員会
1) 文協ビルの運営管理
a) 講堂、新多目的ホール、会議室などの賃貸業務
b) 委託業者による清掃、警備、安全業務の委託管理
c) 委託業者によるコンドミニアム業務の管理
d) 図書館、小講堂、展示室の維持保全
e) 新多目的ホールの維持保全
f) 委託業者による駐車場業務の管理
2) 文協ビルの合法化手続きに関する公的機関との折衝の継続
a) 消防署が承認したプロジェクトに沿った改修工事と設備設置の認可の取得
1.3 – 日本館運営委員会
1) 日本館の保全維持と常設展示品の管理
2) 錦鯉の飼育管理
3) 日本庭園とブラジル庭園の維持保全
4) 公、私立小・中・高生対象のモニター付き団体訪館の奨励
5) 「ひな祭り」、「子供の日」、「文化の日」行事の推奨
6) 2013年7月に岐阜県・中津川市の中島工務店によって始まった修復工事と木造部分のシロアリ
駆除の延長作業
7) サンパウロ市役所の要請によるイビラプエラ公園内の日本館と慰霊碑の統括エリア造園プロジェク
ト作成作業を推進する
8) 新規プロジェクトが容易に打ち出せるために、又そのプロジェクトが持続可能であるように市、
州、連邦レベルの政府機関との関係の強化
9) 同種の海外における団体との交流の推奨
1.4 – ブラジル日本移民史料館運営委員会
1) 史料館の通常運営
a) 「友の会」を中心とする支援者拡充の他、ブラジル政府の文化支援法令であるルアネー法を適用し
て、史料館展示物のキャプション更新やシロアリ対策を目的とした展示設備改装を図る他、また、
新しく改装した収蔵庫錬を一般公開できるよう、スライド式収蔵庫設置を試み、整理整頓に励む。
収蔵庫錬が完成したら、それら資料を使い移民史研究が実施できるよう環境の設立に努める。
b) 特別展示会の開催:サンパウロ州文化庁の博物館支援プロジェクトに当てはまるプロジェクトの可
能性を検討しながら、館内だけでなく、広く色々なところで特別展を実施し、移民史、あるいは日
本文化の普及に努める。
c) 史料館ホームページを常に更新できるよう環境の改善を図り、広報の更新を重点的に進める。
2) 史料デジタル化作業、及び史料データーバンク作成を目的としたデジタルアーカイブプロジェクト
の主な作業は終了し、各資料に写真データをさらに入力中だが、データ量があまりにも拡大し、使
用中サーバーではパンク状態となり、システムの更新が重要的課題となった。ITサポート会社と
交渉し、システムの改善を図る。
3) 2015年及び将来の計画
a) ルアネー法を適用して行われた「着物プロジェクト」の恩恵として設置できた着物のスライド式収
蔵庫が完成し、足りないアイテムの温度湿度のコントロール・システムの設置、着物の包装用和紙
の購入、コンピューターによるデジタルデーターの拡充、さらに史料館コレクションとしての着物
の本の出版を企画している。
b) 国内外の史料館、博物館との交流、連携の推進
c) サンパウロ人文科学研究所(人文研)の協力を得て、古い展示キャプションの更新を図る。
d) ルアネー法による史料館の「近代化及びアクセサビリティープロジェクト」完成の公開を2015年
の日伯修好条約120周年記念式典の一環とし、身障者、及び高齢者の8階から9階への移動可能と
なる身障者用エレベーターの設置、及び、人文研の指導を元に、身障者が館内での移動がしやすい
よう8階の戦前の日系社会の歴史展示物の一部を移転し、新たな展示コーナーを設置、さらに目が
不自由な来館者でも移民史に接することが可能となる、3カ国語対応したオーディオガイド採用、
さらに史料館の資料を収録したカタログを出版の予定。
e) 「近代化プロジェクト」の完了後、新しくルアネー法を適用した史料館改装プロジェクトを立ち上
げ、古い鉄の錆びた窓枠を改装し、雨による浸水を防ぐのが急務であると同時に、図書収蔵庫に足
りないスライド式収蔵庫の補充、絵画と美術用品の収蔵庫の設置を企画する。
4) オーラル・ヒストリープロジェクトの充実を図る
白寿者表彰式典に参加する99歳受賞者が語るその人生を録画する他、移民史を語れる人物を選出
し録画する計画を立ち上げ、収録済のビデオを編集し、一般公開できるようプロジェクトを進る。
5) 移民史共同研究を実現できるよう、サンパウロ大学の民族及びエスニック研究所やパラナー州立大
学地理及び地名学研究所などとの協定を結ぶための計画を進める。
1.5 – 国士館大学スポーツセンター運営委員会
1) センター施設の保全と管理
2) 第19回桜祭りを地域団体と合同で開催(7月4日、5日)
3) マレットゴルフ大会や青年部の活動の後援
4) 体育館などの施設全体の有効活用の計画を実現
1.6 – 法務委員会
1) 2月~12月に月1回の会議を開催
2) 理事会の要請に基づいた文協や会員の法務関連の問題の分析と対応
3) INSS(国立社会保険)と生じている法務関連問題の分析と対応を継続して行う
4) 文協や会員からの関心度の高いテーマのセミナー開催(最低2回)
1.7 – 戦略的計画委員会
1) 年間予算の作成と利用状態の監査
2) 長期の投資予算計画の作成と新たな資金源の分析と評価
3) 文協の事業の3本柱(運営/管理事業、文化/社会事業、交流事業)の実現
1.8  マーケティング広報委員会
1) 機関紙「コロニア」の編集と発行
2) 「文協ニュース」の編集と発行
3) 「文協Eニュース」の編集と発信
4) 文協広報活動の再編成
5) ホームページ(www.bunkyo.org.br)の編集と更新
6) 広報資料のデータ・バンクの企画と構築
7) 新機関誌「Bunkyo Magazine」を発行
8) 情報発信技術を用いる、ソーシャル・ネットワークを形成しその活動の強化
9) 税制恩典措置による資金調達の強化
10)文協のブランドの活性化と使用の標準化

ニュース

母の日イベント「YOKOSO!」~伝統の着物と和食の味わい~5月24日(土)

母の日イベント「YOKOSO!」伝統の着物と和食の味わい 文協の和食普及委員会と工芸委員会が 母の日を祝うイベント「YOKOSO!伝統の着物と和食の味わい」を開催します。 「昨年と同様に、母の日を祝うために力を合わせました。」と、同イベント実行委員会の委員長でもある、文協和食普及委員会の上辻照子委員長はそう話し、「今回は、日伯友好130周年と文協創立70周年を記念する特別プログラムを企画しました。」と付け加えました。 そして「委員会の友人たちがタンスにしまっていた着物を取り出し、この特別な日にその着物を着て、ファッションショーをすることになっています。」と話し、「ウェルカム・レセプションとしてはコーヒータイム、そして心を込めて作ったお弁当もお楽しみいただける、特別なイベントになること間違いなしです。」と話しました。

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SAVE THE DATE!第58回コロニア芸能祭🪭6月28,29日

🪭第58回コロニア芸能祭🪭 日 時:2025年6月28日(土),29日(日)10時~場 所:文協大講堂入場料:無料    ただし1㎏の保存可能な品物(砂糖,コーヒー,米、洗剤など)の寄付をお願いしています。    ご寄付頂いた品物は日系福祉団体へ寄贈いたします。 コロニア芸能祭とは ブラジル日系社会では、第一回目のブラジル日本移民を乗せた笠戸丸がサントス港に到着した 6

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移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民―6月30日まで

移民史料館特別展:ブラジル日系社会忍耐力のルーツ―第2次世界大戦期におけるブラジルの日本移民 日 時:2025年4月26日~6月30日 ※毎週月曜日は休館    10時~17時 (最終入場は16時)場 所:ブラジル日本移民史料館(文協ビル7,8,9)    Rua São Joaquim, 381,

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第14代文協会長に西尾ロベルト義弘氏が就任

第166回定期評議員会 「なんて素晴らしいことでしょう、会場は満員です!」この言葉は、第166回定期評議員会の準備に奔走する主催者の要望に応える中で、ある事務局メンバーが発した感嘆の一言でした。 2025年4月26日(土)の午前、会場となった文協貴賓室には、50名の評議員(うち8名は委任状による出席)をはじめ、前夜に行われた理事会に出席した地方理事、選挙管理委員会のメンバー、そして現役理事ら約40名が集い、総勢およそ100名で満席となりました。 今回の会合では、2024年度の活動報告および財務報告の承認に加え、団体の運営機関である評議員会会長、理事会会長、監査役会の選出が主要議題として行われました。 なかでも印象的だったのは、石川レナト会長の退任による一抹の寂しさが漂う中、後任として西尾ロベルト義弘氏が満場一致で新会長に選出されたことでした。

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第16回文協全伯俳句大会 兼題投句受付中(〆切-5月30日)

文協文芸委員会主催の第16回文協全伯俳句大会が8月17日午前9時から開催されるにあたり、現在、兼題(事前投句)を募集しています。 みなさまの投句をお待ちしております! 兼題(事前投句) 〆切は5月30日(金) 兼題:秋季・冬季一切 「道」(路、径でも可)・一人五句まで(未発表作品に限る)・投句は無料・楷書(漢字にはふりがなを付けること) 投句〆切:2025年5月30日(金) 必着のこと宛先:・メールの場合 cal@bunkyo.org.br・WhatsAppの場合 +55-11-97522-6101・郵送の場合 Bunkyo

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