第9回文協RURAL開催のお知らせ

rural3記:2018年9月13日
第9回文協RURAL (文協農業関連交流会)
テーマ:MOTTAINAI
           ~資源の有効活用とより高い収益性~
日 時: 9月21日(金)8時から /  9月23日(日)14時まで

場 所: Anfiteatro Governador Mário Covas
           Av. 18 de Junho, 251 – Centro – Bastos – SP
参加費:一般 60レアル / 学生(学生証必須) 無料

※文協前から送迎バスが出ます(希望者)
   バス代:160レアル(往復 /  文協前発着)
         往:9月20日 (木) 22時 – サンパウロ発
         復:9月23日 (日) 14時 – バストス発

文協の農業関連交流委員会が主催する「文協RURAL(文協農業関連交流会)」とは、地方の農業の発展を目指し、農業に携わる方々の情報交換や交流の場を提供することを目的として作られた巡回イベントです。

今回は、「卵のまち」として有名なバストスにて、バストス日系文化体育協会の協力のもと、地方の農業生産者と研究者、また学生も加わり農業技術の開発と普及について考えます。

◆テーマ「MOTTAINAI-もったいない」について◆

日本ではおなじみの「もったいない」という考え方ですが、2004年にノーベル平和賞を受賞したケニアの環境学者、ワンガリ・マータイ女史が「日本の言葉である『もったいない』は、物を大切にし、無駄をなくし、物を再利用することを奨励している。環境問題に最もよく適応する普遍語だ」として、国際的なイベントやトニー・ブレア元首相および有名なアーティストや当局とのショーなど、実に様々な場面で引用し続けたのがきっかけで、世界で通じる言葉、そして思想となりました。
農業においても、この「もったいない」という考え方は重要です。なぜなら天然資源は限られているからです。「増え続ける世界の人口のすべてに供給するに十分な食料は、間もなく底をつきるだろう」と有識者が発した警鐘が、いよいよ現実味を帯びてきています。
貴重な天然資源の損失を回避すること、また生産の可能性を最大限生かすことが早急の課題とされている現実を見据え、このテーマを選びました。

プログラムについて

プログラムには、フランシスコ・グラジアーノ・ネト元農業環境担当国務長官による講義が含まれ、それ以外にも農業保護、デジタル農業、太陽エネルギー、有機農業、外来作物、協同組合、および農村観光に対するそれぞれの専門家による講義なども予定された、多種多様な内容となっています。
また、コーヒー生産、養蚕、シルク製造、卵生産に関する講義も行われます。
講義以外にも、各種視察【蚕農場、バストスゴルフクラブ、ジャルジン・ダ・アミザージ(ブラジル日本友好協会100周年記念の市立博物館に隣接する日本庭園】、エネルビオ・アリメントス(和牛、ボンズマラ、アンガスのカット肉を取り扱う)】も予定しています。
その他、機械設備の展示や、ブラジル日本移民110年を記念した、剣道や太鼓、相撲のデモンストレーションも予定しています。

お申し込みはコチラから↓
>>>tinyurl.com/bunkyorural2018(ポルトガル語のみ)

詳しくは下記にお問い合わせ下さい。
   文協事務局:(11) 3208-1755
   バストス日系文化体育協会(ACENBA):(14) 3478-1209

主催
• ラジル日本文化福祉協会
• バストス日系文化体育協会(ACENBA)

 協賛
• 宮坂国人財団       • Honda
• Campo           • Nutrisafra
• サカタ                              • タキイ種苗
• ヤンマー                             • Grupo NK
• Bejo                                  • Korin
• Jacto                                 • Koppert
• Fazenda Aliança                 • サクラ
• Sansuy

 後援
• バストス市役所
• CKC 中央開発株式会社
•汎パウリスタ日伯文化連合協会

ニュース

報告:130周年記念コンサート

Foto:Gabriel Inamine 去る11月28日に、サンパウロ市立劇場にて開催された「日伯修好通商航海条約締結130周年」を祝うクラシックコンサートには、約1,500名が来場し、忘れられない夜となりました。 舞台には、指揮者のチアゴ・タヴァレス氏、サンパウロ市立青年交響楽団員とともに、ソリストとして尺八奏者のシェン・ヒベイロ氏と箏奏者の西陽子氏が登壇し、美しい音楽を奏でました。 「友好」をテーマに掲げたこのコンサートはブラジルと日本を結ぶ完璧な音楽的つながりを築き、会場全体を感動させる楽曲を来場者に届けました。

続き

文協水曜シネマ&フリマ-12月・1月の開催休止のお知らせ

いつも「水曜文協シネマ&フリマ」を楽しみにしてくださり、ありがとうございます。 12月および1月の開催は、年末年始の都合により休止いたします。次回の開催日は、決まり次第あらためてお知らせいたします。 皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

続き

報告:2025日本における文協の活動1🔴第65回海外日系人大会出席

去る9月、文協の石川レナト名誉会長を団長とする文協代表団が、日本で精力的な日程をこなしました。 「日本との関係強化」をテーマに、本年で4年連続となる訪日を果たした石川レナト名誉会長および石田オルガ夫人は、文協の平野オストン第二副会長、照屋ウーゴ予算企画担当理事、統合フォーラム委員会伊藤ダグラス・ミツユキ委員長、そしてスギモト・アケミ氏を伴い、現在は日本在住の元在マナウス日本国総領事で、文協顧問の関口ひとみ氏とともに日程をこなしました。 代表団の主な任務は、日本の関係当局との一連の会合に加え、9月17日から19日に東京で開催された「第65回海外日系人大会」への参加と、名古屋での「第2回 Conexão Bunkyo

続き