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文協コンサート2025 『ブラジルと日本 – 時と海を越えて 』 10月5日(日)11時~@文協大講堂

文協コンサート2025 第5弾 文協音楽委員会(委員長:原沢カルロス)がお届けする「文協コンサート」、2025年の第5弾は、Mako(歌手、パーカッショニスト)、Kayami Satomi (チェリスト)、Yuka Shimizu(ピアニスト)をお招きしてお届けします。 ぜひ、お越しください。 日 時:2025年10月5日(日)11時~場 所:文協大講堂 Rua São Joaquim, 381 – Liberdadeチケット:お一人様40レアル(半額権利者は20レアル)      チケットは以下の Sympla からお買い求めいただけます このコンサートは、国家文化支援プログラム(ProAC)によるものです。メインスポンサー: Penha , Kanaflexスポンサー:Sansuy , Cofema後援:宮坂国人財団製作:ブラジル日本文化福祉協会主催:伯日文化社会統合協会 , CultSP , CultSP e Secretaria da Cultura, Economia e Indústria Criativas 問い合わせ:文協事務局:✆11-3208-1755

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寄木細工教室(8月16日) 申込受付中

寄木細工教室 日 時 : 2025年8月16日(土)      ① 10時~12時 満員御礼       ② 14時~16時年 齢 : 10歳以上定 員 : 各10名づつ料 金 : 120レアル(材料費込み ※文協会員の場合は100レアル)場 所 : 文協文化スペース(地下1階)      Rua São Joaquim, 381, Liberdade 委託駐車場 – Rua Galvão Bueno, 540, Liberdade ※駐車場料金は各自払い言 語 : ポルトガル語 文協工芸委員会は、8月16日(土)にアーティストのイアラ・ネヴェス氏による寄木細工教室を開催します。 参加者は、カッターを使った幾何学模様の寄木細工の工程を学び、MDF製の箱の蓋に装飾を施します。完成した作品は持ち帰ることができます。事前の知識は不要です。 皆様のご参加をお待ちしています! イアラ・ネヴェス氏 趣味で寄木細工を始めたところ次第にその魅力にはまり、多数の関連講座を受講しつつ、主に独学で作品を制作。8年間にわたり、寄木細工に携わっています。 お問合せ:文協工芸委員会 ✉ artekoguei@bunkyo.org.br

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被爆・終戦80年 「ブラジル在住の被爆者たちの証言」上映会🎥8月14日@文協小講堂

原爆投下および終戦から80年を迎えてブラジル在住の被爆者の証言を記録したドキュメンタリー上映会 日 時: 2025年8月14日(木)14時~会 場: 文協小講堂 (文協ビル別館3階)    R. São Joaquim, 381 –  Liberdade  (最寄りのメトロ駅: São Joaquim) 委託駐車場: R. Galvão Bueno, 540 – Liberdade ※料金は各自払い入場料:無料 広島と長崎への原爆投下から80年 本年2025年は、広島と長崎への原爆投下から80年という節目の年にあたります。この機会に、戦争の悲惨さを振り返り、平和の大切さを改めて見つめ直すことが求められています。 戦後の混乱期、多くの被爆者がブラジルへと移住しました。彼らの存在は「もう一つの原爆の物語」を物語っており、長らく見過ごされてきたその体験が、いま改めて注目を集めています。 文協国際交流委員会では、ブラジル在住の被爆者たちの証言を記録したロベルト・フェルナンデス監督のドキュメンタリー映画を特別上映し、命の尊さと平和の意義を伝える場を設けます。過去を知ることは未来を築く第一歩であり、心を揺さぶる証言を通じて、国境を越えた平和への輪が広がることを願っています。 『オ・セニョール・モリタ』(2016年、31分) 森田氏は1924年、広島県砂谷村(現・広島市佐伯区)に生まれました。自身が21歳の時、爆心地からおよそ1.3キロの地点で憲兵隊の任務にあたっていた最中に被爆し火傷を負いました。戦後、森田氏はブラジルに移住。1984年に「在ブラジル原爆被爆者協会」を設立し、海外でも日本の被爆者と同じ支援を受けられるよう訴え続けました。2019年にその訴えが認められた後は「ブラジル被爆者平和協会」と名称を変更し、世界平和を伝える運動を始めました。本作では、2024年8月に100歳で逝去した森田隆さんの人生とその活動を、証言を通して振り返ります。 『1945年11時02分:長崎の記憶』(2014年、30分) 1945年8月9日、長崎に原子爆弾が投下されました。本ドキュメンタリーでは、生存者である伊藤薫さん、芦原学さん、岩崎清孝さんが、原爆投下の瞬間に体験した出来事を語ります。 映画監督: ロベルト・フェルナンデス言語: ポルトガル語と日本語 (字幕:ポルトガル語) ロベルト・フェルナンデス監督とのトークセッション ドキュメンタリー映画の上演後には、ロベルト・フェルナンデス監督とのトークセッションを予定しています。 ロベルト・フェルナンデス氏はアルゼンチン出身のプロデューサー兼映画監督で、1992から映像分野で活動しています。 ブラジルでは、政府機関、企業、NGO、文化団体向けに企業・社会・文化分野の映像プロジェクトを制作するプロダクション「O Movimento Falso Filmes」を設立しました。彼のオリジナル作品は、人権問題と核エネルギーがもたらす危険性をテーマにしています。 同監督の今までの被爆関連の作品は、広島の原爆をテーマにした『1945年8時15分』(2012年、78分)、同じく長崎を描いた『1945年11時2分』(14年、30分)、森田隆氏に焦点を当てたドキュメンタリー『オ・セニョール・モリタ』(16年、31分)が挙げられます。 後援:ブラジル広島文化センターブラジル長崎県人会

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毎月第1水曜日は文協シネマ&フリマの日🎥8月は6日

毎月第1水曜日に開催する「文協シネマ&フリマ」、2025年8月は6日(水)です!みなさまのご来場をお待ちしております。 文協シネマ 映画名:侍Ⅱ- 宮本武蔵 一乗寺の決斗日 時:2025年8月6日(水)13時~場 所:文協ビル大講堂料 金:無料※ポルトガル語字幕付き  映画詳細≫≫≫Wikipedia 侍Ⅱ- 宮本武蔵 一乗寺の決斗 水曜フリマーケット 日 時:2025年8月6日(水)10時~15時場 所:文協ビル大講堂前ロビー フリーマーケットには、古着 ( 新品あり ) 、雑貨、古本、アクセサリー、ハンドメイド作品、和菓子、弁当、野菜などが出品されます。掘り出し物が見つかるかもしれません!どうぞ、お気軽にお越しください。 ※この水曜フリマは文協図書館が主催しています。出店希望の場合は文協図書館(ワッツザップ:(11)975226-6101)までお問い合わせください。

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Nippon 融合 フェス- 近代と伝統の出会い – @日本館 9月6日(土),7日(日)

🟥🟥🟥🟥🟥 Nippon 融合フェス – 近代と伝統の出会い – 🟥🟥🟥🟥🟥 日 時:2025年9月6日(土)、7日(日) 10~18時場 所:イビラプエラ公園内 日本館    Av. Pedro Álvares Cabral, s/nº – São Paulo – SP    日本館最寄りゲート:ゲート10(徒歩の場合)                                                ゲート 3(車の場合)入館料:前売券 🎫 15レアル    当日券 🎫 20レアル (半額権利者は10レアル)    ※ 4歳までは無料 日本館は、日伯修好通商航海条約締結130周年を祝し、過去・現在・未来を結び、伝統と革新の融合による現代のブラジル日系文化の真髄に触れる特別なイベント「Nippon 融合フェス」を開催します。 「近代と伝統の融合」をテーマに、音楽や料理、ワークショップのほか、工芸家・芸術家による作品の購入など、多彩な催しをお楽しみいただけます。 🟥🟥🟥🟥🟥 音楽 🟥🟥🟥🟥🟥 「Nippon 融合 フェス」は、ブラジル日系社会を特徴づける文化の融合を映し出すことを意図して企画されました。 日本のシティポップの名曲と、ブラジルらしい躍動感あふれる音楽の融合を紹介するのは、DJフェリペ・パウルク氏とリカ・トクチ氏からなる “ DaijoubuDuo “ 。またステージでは、ジュリー・ユカリ、タニア・ムラカミ、ナード・コード、ユタカといった若手アーティストが登場するほか、盆踊りや武道、迫力ある太鼓の演奏など、日本の伝統芸能も披露されます。さらに、ダニエル・ベップ氏によるフォホーの公開レッスンも行われ、日系社会とブラジル北東部文化とのつながりを表現します。 🟥🟥🟥🟥🟥 ワークショップや座談会 🟥🟥🟥🟥🟥 風呂敷教室、苔玉(吊るし飾り)制作教室、セラピー的書き方教室等のワークショップ(有料)、子ども向けにはヨーヨー教室、絵画教室、七夕等のワークショップ(無料)や、「先祖」や「Literatura amarela」についての座談会にも積極的に参加が可能です。 🟥🟥🟥🟥🟥 創作融合料理 🟥🟥🟥🟥🟥 本イベントには2つの飲食エリアが設けられており、ラーメン、寿司、包子(バオ)、リブのおにぎり、オリエンタル串焼き、パステウ(揚げ餃子)など、伝統的なものから革新的な料理まで多彩なメニューが楽しめます。 出展予定店🔴Misso Karai🔴Oishii Bao🔴Hidden🔴Kokimo Food🔴Pico Espetinhos🔴Pasteis akeda🔴Cervejaria Utiná🔴Cervejaria Utiná🔴Hikari Café🔴Na Na

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文協コンサート2025 – 仁田原 祐 & 村元 ルーカス-8月9日(土)16時~@文協大講堂

文協音楽委員会(委員長:原沢カルロス)がお届けする「文協コンサート」、2025年第3弾はピアニストの仁田原 祐 さんとチェリストの 村元 ルーカスさんをお招きしています。 文協コンサート2025 第3弾  ピアニスト 仁田原 祐 & チェリスト 村元 ルーカス  日 時:2025年8月9日(日)16時~場 所:文協大講堂 Rua São Joaquim, 381 – Liberdade 委託駐車場 R. Galvão Bueno, 540, Liberdade 最寄りの地下鉄駅 São Joaquimチケット:お一人様40レアル(半額権利者は20レアル)      チケットは以下の Sympla からお買い求めください お問合せ:文協事務局 ✆11-3208-1755 PROAC – Programa de Ação Cultural São Paulo Patrocinadores Master: Penha, Kanaflex         Patrocínio: Sansuy, CofemaApoio: Fundação Kunito Miyasaka Produção: Sociedade Brasileira de

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CASIO[001]60周年記念展@移民史料館 7月31日まで

ブラジル日本移民史料館からのお知らせ ブラジルの子供たちの冬休みの期間に合わせ、CASIO[001]60周年記念展を開催します。どうぞお越しください! CASIO[001]の詳細:CASIOの公式サイト 【カシオ電卓60年の歩み vol.1】カシオ初の電卓「001」とは? CASIO[001]60周年記念展日 時:2025年7月2日~31日(木)まで     10~17時 (最終入場時間は16時)    ※月曜日は休館 場 所:ブラジル日本移民史料館    R. São Joaquim, 381 – Liberdade/SP    最寄りの地下鉄駅は São Joaquim     委託駐車場はR. Galvão Bueno, 540 – Liberdade/SP入館料:・大人 :20レアル・学生(学生証提示のこと):10レアル・5〜11歳の子供:10レアル・60歳以上:10レアル※水曜日は入場無料 お問合せ:ブラジル日本移民史料館 ✆(11) 3209-5465 ✉museu@bunkyo.org.br

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第62回文協児童・青少年絵画教室🎨7月21~ 生徒募集中

第62回 児童・青少年絵画教室 【日 時 】・ 絵画教室 ‐ 2025年7月21日(月)~ 25日(金) 9~12時  ・ 展示会開会式 – 25日(金)15~17時 ・ 展示会(一般公開)- 26日(土)15~17時 【場 所】文協ビル 1階(Sala13)【対象年齢】5~15歳程度【参加費】お一人様 320レアル ※材料費込み (文協会員は270レアル)【お支払い方法】・PIXの場合:chave: 46.524.478/0001-11 (CNPJ – Marcos Shigueo Akasaki)・銀行振込の場合:Nu Pagamentos S.A(0260)/agência (0001) / conta (31366267-2) 支払い伝票送付先 WhatApp  +55 (11) 99902-1725 もしくはe-mail : artesplasticasbunkyo@gmail.com ※ 1)受講生の名前, 2)年齢, 3)電話番号 の明記をお願いします。 文協美術委員会が開催する文協児童・青少年絵画教室は今回で第62回目を迎える、文協の中でも大変歴史のある活動のうちの一つです。 講師は、文協美術委員会で活躍中会員たちが務めます。 たくさんのご応募をお待ちしています。 お問合せ:e-mail : artesplasticasbunkyo@gmail.com 

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井料堅治さん 初七日ミサのお知らせ

5月4日に老衰のためお亡くなりになった井料堅治さん(享年91)の初七日ミサが行われます 【日 時】5月11日(木)18時30分~【場 所】Paróquia São Francisco de Assis R. Borges Lagoa, 1209 – Vila Clementino, São Paulo – SP ご冥福をお祈りいたします 関連記事 – 訃報:井料堅治氏

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第15回文協総合美術展 – 4月1日より応募作品受付開始

文協総合美術展は、文協の美術委員会および工芸委員会によって、新人作家の育成と新進作家の発掘を目的に2007年から開催されています。昨年開催された第14回目の同展では、400を超える作品の応募作品の中から147名のアーティストによる279作品が選出され、文協文化ホールにて、それらの作品が展示されました。 本年度の第15回文協総合美術展は、ProAC(サンパウロ州文化活動プログラム)の支援を受け、10月に開催する予定です。それに向けた作品募集の受付は4月1日から開始、6月4日が受付最終日となります。 応募要項などの詳細については、3 月に、文協Web サイト (www.bunkyo.org.br) にて公開します。 お問合せ:工芸部門:artekoguei@bunkyo.org.br美術部門: artesplasticasbunkyo@gmail.com TEL: 文協事務局11 3208-1755 (担当-アウローラ) 2022年度 第14回文協総合美術展の作品は以下の通り。(画像をクリック)

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第66回パウリスタ賞授賞式

写真:第66回パウリスタ表彰の受賞者 ブラジル日報協会(林隆治会長)主催の「第66回パウリスタ賞授賞式」が3月4日、文協大講堂で開催され、38名が栄に浴しました。この「パウリスタ表彰」は、1956年、現在の邦字新聞である「ブラジル日報」のルーツともいえる今は無きパウリスタ新聞が、勝ち負け抗争によって分断状態にあった日系社会の融和を図ることを目的に、同紙創刊10周年記念事業として立ち上がりました。 写真:お祝いの言葉を述べるゲストとして出席した石川レナト会長 開始当時は「農民賞」「文学賞」「スポーツ賞」の3部門から、それぞれの分野の発展に貢献した日系人を表彰していました。時代の変遷とともに、「スポーツ賞」はそのままで、現在は「社会功労賞」「文化功労賞」となり、対象範囲も拡大されました。 文協関係者の中からは、今回、以下3名が受賞しました。おめでとうございます! 文協第一副会長 西尾 ロベルト 義弘 氏 南米銀行やホーワ工業に勤務。元クレスル(Creasul)取締役。元南米銀行取締役。元レイテ・トスト・バロス法律事務所弁護士。現ブラジル日本文化福祉協会(文協)の第一副会長。法務委員長。ブラジル日本移民史料館運営副委員長。宮坂国人財団理事長。伯日文化社会統合協会会長。サンタクルス日本病院審議員。日伯文化連盟評議会書記。旧南米銀行関係者の懇親団体である「なぎさ会」審議会員。日伯比較法学会評議員。ブラジル日系ゴルフ連盟副会長。伯日文化社会統合協会を通じた日系社会への支援の他、文協や移民史料館への貢献が評価され、2018年12月、日本政府より2018年の外国人叙勲「旭日双光章」を受勲。2019年4月、サンパウロ市議会から「パウリスタ名誉市民賞」を受賞した。(ブラジル日報より) 文協前会長 呉屋 新城 春美 氏 元ブラジル日本文化福祉協会(文協)会長。ブラジル沖縄県人会理事。沖縄県生まれで1958年、家族とともに来伯。1977年、バレットス中央教育大学建設エンジニア学科卒業。1986年に公務員試験合格。マリオ・コバス政権時に、サンパウロ州税務局の情報技術部門の創設に尽力した他、局長補佐などを務めた。1990年、JICA研修生として訪日。元JICA研修生OB会長。ウチナー民間大使。(ブラジル日報より) 第1常任理事 ウエダ マサミ 氏 1969年サンパウロ市生まれ。ゴルフ歴40年。文協第1常任理事。2015年からファゼンダ・ダ・グラマ・ゴルフ&カントリークラブ理事。幼少期からアルジャーゴルフクラブで、様々な大会に参加した。(ブラジル日報より)

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訃報:井料 堅治 氏

獣医として活躍した井料堅治さん(鹿児島県出身)が、5月4日の20時30分に老衰のためお亡くなりになりました。91歳でした。 去る2004年に、当時の小泉純一郎内閣総理大臣がご来伯された際に、1200人で埋め尽くされた文協大講堂での歓迎会の挨拶の中で「私にとってブラジルは外国ですが心情的には一番近い国なんです。」と話し、その理由として小泉首相が十代の時に親交が厚かったいとこの井料堅治さんがブラジルに移住したことを説明、「キャッチボールや勉強を教えてもらった。私にとって兄のような存在。いつかブラジルに行ってみたいと思っていた。」と話されました。それもあり、同氏は、文協では評議員会役員を務めるなど日系社会に対する貢献はもちろん、小泉純一郎元内閣総理大臣のいとことしても広く知られていました。 2023年5月5日(金)モルンビ墓地にて葬儀 午後3時に埋葬住 所: Rua Deputado Laércio Corte, 468 – Morumbi – São Paulo – SP 心よりご冥福をお祈りいたします

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四十九日法要のお知らせ:丹下セツ子先生

丹下セツ子先生 四十九日法要のお知らせ ブラジルで「丹下セツ子太鼓道場」を創設するなど日系社会の芸能分野において多大な貢献をされた丹下先生の四十九日法要が行われます  日 時:2023年5月7日(日)15時~ 場 所:文協ビル2階 貴賓室 丹下セツ子先生の記事はコチラ

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追悼:秀島 マルセロ 氏

文協の第二副会長の秀島マルセロ氏が、2023年2月1日の夜、共同経営するAlfa Alimentosの仕事から帰宅後、心臓発作により、自宅でお亡くなりになられました。53歳でした。妻と娘さんとの3人家族でした。 通夜は2月2日の14時~22時と3日の午前6時~午前8時、文協文化ホールにて行われました。(R. São Joaquim, 381 – Liberdade – São Paulo 文協ビル地下1階) 葬儀は2月3日午前11時より、Jardim Horto Florestal墓地にて行われました。(Rua Luiz Nunes, 111 – Parque Ramos Freitas – SP) 秀島マルセロ氏 移民一世とは違い、日系社会に対して関心が薄くなりがちなブラジル生まれの日系人青年らを、上手くまとめていたのが青年時代の秀島氏でした。その人望と手腕を必要とした文協は秀島氏を招き入れ、早速秀島氏は、1997年の文協青年部の発足に際して、主導的役割を果たしました。その活動を軌道に乗せた後の2005年、今度は35歳という若さで文協の副会長に抜擢され、活動の幅を広げました。 以下、2006年11月25日に、文協貴賓室で行われた「文協創立50周年記念座談会」の冒頭に行われた参加者の自己紹介から抜粋します。 秀島マルセロ、36歳で既婚です。私の文化団体での活動は、 ツクルヴィ協会の日本語学校へ入った9歳の時から始まります。16歳でこの協会の青年会長になり、 イベントや各種競技の組織づくりを活発に行ない、 同協会の会長になりました。そして当時15団体を擁していたサンパウロ北部連盟に参加しました。統合こそ日系人の交流を促進し、 強化する手段だと考えるので、これは極めて重要な経験でした。ただ北部地区だけだったため他地区の団体は知りませんでした。そこで友人のグループとサンパウロ慈善インテルカイカンを設立しました。1994年にはサンパウロ各地にある11団体を集め、それが大きな交流の方法であると考え、1995年には16団体、スポーツ、文化、慈善など様々な部門の青年 1,200名をまとめました。1996年のイベント開催において、寄付のための食料品を19トン集めたときは最高の喜びでした。その後、林アンドレさんがいた文協の日系団体再活性化委員会に呼ばれ、議論したときに、将来の再活性化について、この委員会が所属している文協自体に青年がいないことを大いに話し合いました。そのため当時の山内会長は青年文協、現在の文協青年委員会を創立するため、 あらゆる支援をして下さいました。1997年のことで、当時の青年文協は青年団体リーダーたちの集りで、アイデアを交換する場でもありました。この交流は極めて健全であると考えたので1999年に役員になったとき、 ABEUNI、ASEBEX、 青年会議所、 文協青年委員会と慈善インテルカイカンの5団体の会長で、これらの団体を統一し、 それぞれのメンバーの育成を一層強化し、 共同活動を通じて日系社会および社会一般のために何かを促進するグループを結成するアイデアが生まれました。このアイデアの推進者であった林アンドレさんは、文協の政策を議論するため、 ABEUNI、 ASEBEX、青年会議所と青年文協を召集し、 私も再活性化委員会のメンバーとして参加しました。こうして結成したG5の統合は極めて重要であったと思います。2000年には5団体の会長が集って連合会を作り、 現在まで続いています。この間、 私は希望の家※に呼ばれ、 その第1副会長ををしており、 文協、 交流協会にも参加しております。 ※重度知的障害者が入居する福祉施設「希望の家福祉協会」         (2007年4月発行 ブラジル日本文化福祉協会創立50周年記念「文協50年史」より抜粋) このような秀島氏を、誰もが、近い将来、ブラジル日系社会全体を牽引する指導者になるだろうと信じて疑いませんでした。 その秀島氏の、突然で、そして早すぎる逝去の報は、日系社会全体にどれ程の衝撃と悲しみを与えたかは、言うまでもありません。 急遽開催した文協文化ホールでの通夜には、次から次へと届けられた77基の花輪で会場が埋め尽くされました。そして弔問客も途絶えることがなく、約1000人※が来館し、秀島氏との最後の別れのひと時を持ちました。※受付で記帳した方々は約600名ですが、記帳のために大勢の人々が並んでいたため、記帳をせずに帰られた方も沢山いらっしゃいました。また家族で来られた方は殆どが代表者1名のみの記帳でしたので、弔問客はゆうに1000人は超えていると推測します。

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ブラジル日本青年会議所 新会頭に照屋ウーゴ氏

写真:左から照屋ウーゴ新会頭 , 関口ひとみ文協顧問 , 岩本レアンドロ前会頭 ブラジル日本青年会議所(JCI Brasil-Japão、JCIBJ)は、2月13日に「2023年役員就任式」を文協貴賓室で開催、照屋ウーゴ新会頭(三世/34歳/弁護士)の就任を、集まった150人が祝しました。 照屋ウーゴ氏は、2010年に沖縄県人会ビラカロン支部の青年部のリーダーを務めて以来、日系社会とのつながりを維持しています。もともとサンパウロ大学生援護連盟(ABEUNI-Aliança Beneficente Universitária de São Paulo)※で活動しており、ブラジル日本青年会議所には2014年から所属。文協には、2019年から文協青年委員会の活動に加わるようになり、現在は文協理事会の専任理事を務めています。 ※ABEUNIは、50年代から活動していた日系医学生を中心とした「ABENIBRA」(日伯援護協会の大学生支部)が前身となる団体で、サンパウロ州の貧困地域、孤児院などで医療や教育のボランティア活動を行っている。前身のABENIBRAでは、日系人に対して無料健康相談を行っていたが、その枠を取り払いサンパウロ州全土の住民へとその対象範囲を拡大した。また、日系の医学生が中心だった活動メンバーの枠も広げ、学生もしくは学位取得者であればどの分野の専攻でも参加できるようになった。 照屋ウーゴ 新会頭 所信表明 新任の挨拶にたった照屋新会頭は、まず、前年度の岩本レアンドロ会頭とその執行役員らの労をねぎらい感謝の言葉を述べました。 そして、前執行役員が開始したプロジェクトを今後責任を持って展開していくと話しました。 また、日系団体およびスポンサーとの関係強化を図り、その上で、ブラジル日系団体とつながりのある学校との共同行動を模索し、次世代を率いる青年層のリーダーシップ資質向上のために、弁論練習の重要性を学校関係者に認識させる活動をしていきたい、と述べました。 また、会場に駆け付けた両親に対しては、夢を実現し続けられるよう常に最高の環境を提供するために努力してくれたことに、また、婚約者であるタミレスさんに対しては、いつもそばで励ましてくれることに対し、心からの感謝の意を表しました。 写真:左から婚約者のタミレスさん , 父親のイサオさん , 母親のマサコさんとウーゴ新会頭 そして最後に、照屋新会頭が兄のように慕っていた、2月1日に急逝した秀島マルセロ氏が、生前、常に語っていた言葉を引用し、所信表明を締めくくりました。 ベストを尽くそう! どんなことでも、簡単なことでも、常にベストを尽くそう。 どんな簡単な仕事でも、どんなことでも、常にベストを尽くそう!

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