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報告:第50回国際民族舞踊大会

グランドフィナーレ:参加国全員で舞台に! 去る2023年9月23、24日の二日間にわたり、文協の国際民族舞踊委員会(上辻照子実行委員長)は「第50回国際民族舞踊大会」を文協ビル大講堂にて開催しました。 当日は、17カ国による26団体がそれぞれの民族舞踊を披露するだけでなく、大講堂前ホールには、それぞれの民族料理の売店も出展されました。 2日間で来場した約900人の人々は、世界一周の旅の気分を味わいながら、参加した17か国がそれぞれの国を尊重し敬意を払い合う姿を目の当たりにすることで、誰もが「世界平和が実現した世界とはこういうものだ」という体験をしたと言えます。 オープニングはウクライナの「グループ・Kyiv」から! オープニングを飾ったのは、ウクライナの「グループ・Kyiv」。 同団体メンバーで「母親のお腹の中にいたときからダンスをしていた」というマリナ・リビカさん(19)は「祖国の伝統文化を継ぐことは自分のアイデンティティを知る上でとても大切なこと。来年も参加したいし、次世代にも引き継いでほしい」と話す。今大会にも両親や兄弟、パートナーなど親族総出で参加していた。  ~ブラジル日報より 在サンパウロウクライナ名誉領事のジョルジ・リビカ氏も、グループメンバーとして参加しています!詳細≫≫≫ブラジル日報「街角ちょっと見」 ドイツとシリア ボリビア 12回目の参加となるボリビア系団体の「Kantuta」は躍動感あるダンスと、派手な衣装で会場を魅了。チームリーダーのシルバ・ショッキさんは「ボリビアの文化は多彩で素敵なものなので沢山の人に知ってもらいたいと思っています。民族舞踊大会は規模も大きく、とても良い機会となっています。大会のお陰もあって、今では私たちのチームにブラジル人やチリ人も参加しています」と話した。~ブラジル日報より ギリシャとロシア 日本と招待客 写真右は、招待客の在サンパウロペルー総領事館のアルマンド・モンテアグド・パチェコ総領事(右から5番目カーキ色のシャツ)およびJETROサンパウロ原宏所長(右から3番目)と、上辻照子国際民族舞踊委員会実行委員長、各団体の責任者たち。 第50回国際民族舞踊大会開催 ご協力ありがとうございました 宮坂国人財団Honda Automoveis Do BrasilKuba TurismoニコンColégio Benjamin ConstantサクラアリメントスCamisetas Promocionais

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報告:第10回文協フォトコンテスト授賞式

第26回文協桜まつりタイアップ企画📷第10回文協フォトコンテスト授賞式 7月1,2,8,9日に文協国士舘公園にて開催された第26回文協桜まつりタイアップ企画の第10回文協写真コンテストの授賞式が10月18日に、文協応接室にて行われました。 1、2等は審査員によって、3等は一般投票によって決定されました。また、Fujiフィルム・ブラジル社を代表して出席したエイシマ・エリカ氏より、賞品として同社製のインスタントカメラが送られました。 おめでとうございます! 1等:Ayla Maria Carneiro de Toledo Mello 2等:Sebastião Wilson Tivelli 3等:Leonardo Daisuke Takatori Okuda 写真:受賞者家族とFujiフィルム・ブラジル社を代表して出席したエイシマ・エリカ氏(左から2番目)と文協役員

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報告:高齢者デイサービスセンター🌹「春のフェスタ」

去る7月21日に発足式を行った、文協と聖市役所が提携して行っている「高齢者デイサービスセンター(Núcleo de Convivência de Idoso-NCI)」において、立春を祝おうと「春のフェスタ」が開催されました。通所者たちは楽しいひと時を過ごしました。 参考記事:文協と聖市役所が提携!高齢者デイサービスセンター(NCI)発足式 文協高齢者デイサービスセンターに関するお問合せWhatApp: 11-91223-0777

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結果発表:第2回文協日/葡翻訳コンテスト

文協文芸委員会(永江ネイジ委員長)が主催する第2回文協日/葡翻訳コンテストの入選者2名が決定しました。 このコンテストには、ブラジル6州および日本から計37人の応募があり、審査員(アリエル・オリベイラ氏、カレン・カズエ・カワナ氏、リタ・コール氏)による審議を経て、特別賞および佳作が決定しました。 今回の題材は、林芙美子作『鶴の笛』でした。 受賞、おめでとうございます! 特別賞:Gustavo Perez Katague 佳 作:Isabel Suemi Pires  なお、受賞者は、2023 年 11 月 11 日午後 2 時より開催する「文協文芸賞授賞式」にて表彰される予定です。 また、特別賞受賞者の翻訳は、雑誌『ブラジル日系文学』に掲載されます。 沢山のご応募ありがとうございました。

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第15回文協総合美術展 一般公開は10月22日まで

第 15 回 文 協 総 合 美 術 展  【授賞式】※授賞式は招待客のみとさせていただきます日 時:2023年10月7日(土)15時~場 所:文協文化ホール(文協ビル地下1階)Rua Galvão Bueno, 596 Liberdade, São Paulo, SP 【一般公開】日 時:2023年10月8日(日)~22日(日)    月~金は12~17時     土 , 日 は10~17時場 所:同上 駐車場(委託):Rua Galvão Bueno, 540 Liberdade  入場料:無料   写真:昨年開催された第14回文協総合美術展 展示会場 第 15 回 文 協 総 合 美 術 展   受 賞 作 品 今回、ブラジル各地の作家599名より、1,469点の作品の応募がありました。展示会場には、そこから選ばれた220人の芸術家による268点の作品を展示しています。なお、美術および工芸部門の入賞は以下の通り。 美 術 部 門 Élcio Miazaki Márcio Périgo Marisa Nunes 工

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文協コンサート2023 – サンパウロ州立交響楽団 (OSESP)合唱団 11月2日(木/祝日)11H~

文協コンサート2023・シリーズ第4弾はサンパウロ州立交響楽団 (OSESP)合唱団 日 時:2023年11月2日(木/祝日)11時~場 所:文協大講堂    Rua São Joaquim, 381 – Liberdade入場料:無料    ※無料ですが前売り券を以下サイトより0レアルにて入手してください     当日、それにより発券されるQRコードの提示が必要になります     Sympla: https://bit.ly/coro-osesp-23 この「文協コンサート」はサンパウロ州文化局文化活動プログラム(PROAC)の承認を得たプロジェクトです。 メインスポンサー:Hirota Food Supermercados, Penha, Kanaflex後援:Sansuy プロデュース:ブラジル日本文化福祉協会後援機関: 在聖日本国総領事館実行:伯日文化社会統合協会, サンパウロ市文化支援プロジェクト(CultSP), サンパウロ市文化局,    クリエイティブ経済および産業局プロモーション:Jornal Nippon Já , ブラジル日報 お問合せ:文協事務局(11)3208-1755 担当 / ニルセ 皆様のお越しをお待ちしております。

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報告:COPANI 2024 準備会議に出席@パラグアイ

2023年8月13日,14日の二日間、石川レナト文協会長率いるブラジル代表団は、パラグアイのアスンシオンで開催されたパンアメリカン日系人協会(APN-Associação Panamericana Nikkei)の会議に出席しました。 パンデミック収束後、初めてとなるこの会議には大きな期待が寄せられ、5か国の代表が集まり、2024年9月にパラグアイで開催される次回のパンアメリカン日系人大会(COPANI:Convenção Panamericana Nikkei)の詳細について話し合われました。 ブラジルからは、文協の石川レナト・石田オルガ会長夫妻、ブラジル・パンアメリカン日系人協会会長で、文協の国際交流委員会委員長を務める矢野敬崇氏をはじめ、文協の副会長佐々木 ヴァルテル氏、文協理事の栗田クラウディオ氏(ブラジル・パンアメリカン日系人協会事務局)の他、日本カントリークラブのアカデミア・ド・フトゥーロ出身の伊藤ダグラス・ミツユキ氏(文協青年委員会委員長)、ミナミ・ブルーノ氏、渋谷リサ氏という若い世代も加わった数世代からなる最大規模の代表団の出席となりました。 13日土曜日、代表団は地元の日系人協会パラグアイ・セントロ日系およびパラグアイ日系・日本人会連合会との会議の場を持ち、大会について話し合った後、首都の視察も行いました。 14日の日曜日には、各代表団は、8月15日に新たに選出されたパラグアイ大統領サンティアゴ・ペーニャの就任式のための公式訪問中であった日本国外務省の武井俊輔外務副大臣および駐パラグアイ中谷 好江特命全権大使との面会も果たしました。 パラグアイを初訪問、および会議に初出席した文協青年委員会の伊藤ダグラス・ミツユキ委員長は「大変素晴らしい経験だった。」と話し「歓迎、統合、エンターテイメント、そして若者の主導権と能力強化への関心は、世界中の真剣に取り組むコミュニティ全般においてで見られる特徴です。そして、これは私が続けて参加したい長期的な取り組みです。」と意気込みを見せました。 なお、今回の会議において、2026年度のパンアメリカン日系人大会(COPANI)の開催候補地として名乗りを挙げたブラジルですが、その結果は2024年度の大会時に決定されるとのことです。

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投票のお願い🌸第10回文協フォトコンテスト📷10月13日まで!

写真:第10回文協フォトコンテスト第1位受賞作品 3位決定投票のお願い:文協桜まつり🌸タイアップ企画「第10回文協フォトコンテスト」 場  所:文協ビル入口〆  切:2023年10月13日(金)投票方法:①入口に貼り出された30枚の写真の中から、お好きな写真を1枚選ぶ②入口の案内テーブルにある投票リストへ、選んだ写真の番号を記入 今年7月、サンロッケ市の文協国士舘公園で開催された「第26回文協桜まつり」で撮影された写真に対する「第10回文協写真コンテスト」(主催:富士フイルム)で選ばれた30枚の写真が、文協ビルの入り口に展示されています。 前回同様、撮影者の情報は全く得ない中で、1位および2位は審査員によって以下の作品が決定しましたが、3位は、みなさんからの一般投票によって決定されます。 文協にお越しの際は、ぜひ気に入った写真に投票して下さい。なお、投票記入用紙は、入口の案内テーブルにあります。 ご協力よろしくお願いいたします。 1位:文協桜まつり🌸タイアップ企画「第10回文協フォトコンテスト」 2位:文協桜まつり🌸タイアップ企画「第10回文協フォトコンテスト」

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第49回 国際民族舞踊祭 中止のお知らせ

新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックのため、本年9月26、27日に開催を予定しておりました「弟49回国際民族舞踊祭」は来年へと延期致します。 開催を楽しみにしてくださっていた皆様および関係者の方々にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。 国際民族舞踊祭とは ブラジル独立宣言150周年を記念し1972年に弟1回目となる同大会を開催したのが始まりです。この大会は、様々な国からの移民およびその文化の平和的共存を目的としています。 昨年は下記22カ国、34団体からなる移民の子孫たちが祖国の文化や踊りを披露し、観客は2日間で2千人を数えました。 •ドイツ•アルメニア•オーストリア•ボリビア•チリ•クロアチア•スコットランド•スペイン•ギリシャ•ハンガリー•イスラエル•イタリア•日本•リトアニア•パラグアイ•ポーランド•ポルトガル•ロシア•シリア•スイス•台湾•ウクライナ

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JACTO社:日系6団体へ噴霧器を寄贈

サンパウロ州ポンペイア市にある農業機械製造会社JACTOより、日系ブラジル人6団体(文協、憩いの園、希望の家、こどものその、サンタクルス病院、援協)へXP12噴霧器の寄贈がありました。 本来この噴霧器は農場の害虫駆除のために開発製造されたものですが、現在は新型コロナウイルスに対する消毒散布としても活用されています。 JACTO社 JACTO社は1931年にブラジルに移住した日本人移民、西村俊治氏によって設立され、1948年に農薬散水機を製造した最初の全国的企業として際立っていました。また、農業機械部門で最高と言われるアグリビジネス企業として表彰されています。設立者の西村俊治さんが哲学とした「珈琲より人を作れ」という教えは今も受け継がれており、ブラジル日系社会に関連する慈善団体の支援にも常に取り組んでいます。 心よりお礼申し上げます。

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在聖日本国総領事館より ブラジルに滞在する邦人実態把握調査についてのお知らせ

在ブラジル大使館,総領事館及び領事事務所では,現在のブラジルにおける新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ,皆様の安全対策を一層強化するため,在留状況等を可能な限り正確に把握したいと考えております。 調査記入の時点で,ブラジル国内に滞在中の日本国籍を有する方は,可能な限り早く,入力フォームに必要事項をご登録いただきますようお願いいたします。 ※ご家族分をまとめて一度にご登録いただけます。  この調査が,関係する方々に広く伝わるよう,皆様の知人,友人等,周囲の邦人の方々に幅広く共有していただけますと幸いです。 【問い合わせ】 在サンパウロ日本国総領事館 領事部 電話  (55-11)3254-0100 メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

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サンパウロ日系団体による食事支援活動「Água no Feijão」

ご協力をお願いします 新型コロナウイルスパンデミックの影響を受け、職を失い路頭に迷う人たちのために、現在サンパウロの様々な日系団体が協力しÁgua no Feijão のネーミングを取り入れた食事支援活動を展開しています。 Água no Feijão(アグア・ノ・フェジョン) 日本の国民的料理の定番と言えば「ご飯とみそ汁」ですが、ここブラジルでは「ご飯とフェジョン( 豆の煮込み料理 )」がそれに当たります。「Vamos botar água no feijão! ( フェジョンに水を足しましょう! ) 」この言葉は急な来客があったときにとてもよく使われる言い回しで、普段より少し多めにフェジョンを作りましょう、という意味があります。 目標は1日200食を30日間 サンパウロの日本食レストラン「藍染」の白石佑佳テルマシェフの呼びかけで料理人が集まり、 ブラジル日本青年会議所の浅村マルセロ会頭がコーディネートのもと、サンパウロ市郊外の貧困層集住地区に毎日200食を 30日間配布することを目標としています。 なお、このプロジェクトは、貧困層への食事提供はもちろん、レストラン経営者らの援助も含まれています。 寄付は16レアル(弁当 2人分)から 40レアル(5人分)/ 80レアル(10人分)/ 160レアル(20人分)/ 240レアル(30人分)/ 800レアル(100人分)/ 1600レアル(200人分)を選び、サイトから(日本語あり)寄付頂けます。 主催 ブラジル日本青年会議所 サンパウロ大学生援護連盟 ブラジル日本文化福祉協会青年部 日伯文化連盟 日本留学研修OB会 サンパウロJICA帰国研修員同窓会 国際キフ 後援 ブラジル日本文化福祉協会 ジャパン・ハウス・サンパウロ

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日本の歌手中平マリコさん ツアー延期のお知らせ

中平マリコさんとブラジル 1975年に歌手デビューした中平マリコさんがブラジルで初公演を行ったのが2004年のことでした。それ以来、毎年ブラジルでのツアーをライフワークとしており、ブラジル全土はもちろんパラグアイやボリビアの日系人団体が開催する様々なイベントにも参加しています。何より日系の慈善団体および文化団体への支援に力を注いでいます。 そのような16年間欠かさず続けていたブラジルでの活動が認められ、令和元年の外務大臣表彰を受賞されました。 しかし今回の新型コロナウイルスパンデミックを受け、今年のツアーの延期を発表しました。 伯日文化社会統合協会の西尾ロベルト会長は「今年はマリコさんが来伯できず残念ではありますが、やはり健康が第一、イベントの延期は適切な判断だったと思います。」と話しました 。 チャリティーショー「さぁ始めよう」  ***みんなで手を取り手を結び 文協文化ホールを完成させよう***をスローガンに据えたこのチャリティーイベントは、日本の歌手中平マリコさんの呼びかけで始まりました。マリコさんに加えブラジルの約150人に及ぶ演者らによって繰り広げられるこのショーは、本年で第6回目となる予定でした。 西尾ロベルト氏は「さぁ始めよう』の延期にも触れ「文協文化ホール※は文協の理念である「日本の文化の維持と普及」を実現するためにも大変重要な意味を持つ場所となります。その完成を目的として始まったショー『さぁ始めよう』を率いる中平マリコさんの精力的な支援には非常に感謝しております。来年の開催を期待しております」と付け加えました。 ※文協文化ホールとは 文協ビル地下階にある1400㎥のスペースを指します。 『日本文化の普及と継承』をメインテーマに、ここに和食の魅力を伝える設備を設置したほか、展示、講演、ワークショップ、イベントなど多目的に利用できるスペースとなっています。 中平マリコさんからのメッセージと歌 今回、マリコさんからブラジルの皆様へのメッセージと「さくら」の歌が届きました。

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令和2年 春の叙勲 受章者決定!

日本政府は4月29日、外交官を通じてブラジル在住の令和2年春の叙勲者を発表しました。今回は以下の通り、邦人叙勲が2名、外国人叙勲が9名 、合計11名が受章されました。 (敬称略) おめでとうございます! 在ブラジル日本国大使館管内叙勲受章者     ワルテル・シンジ・イイホシ  【旭日中綬章】 外国人叙勲 58歳 (主要経歴)元伯日友好議員連盟会長 / 元下院議員 (主な功績) 平成19年から,3期(12年)に亘り連邦下院議員を務め,伯を代表する数少ない日系人政治家として日伯関係の強化・促進に従事した。特に日本人ブラジル移住100年の周年事業においては,当地要人として訪日し,ブラジル日系社会を代表して記念式典に参列。伯日議員連盟会長として連邦議会での記念式典開催に尽力した他,記念モニュメントの設置や記念硬貨の発行にも大きく貢献した。また,サンパウロ及びブラジリアの日系社会との関係構築に注力し,各種行事に積極的に関与。在浜松ブラジル総領事館開設や日系4世による長期滞在ビザ取得にも寄与し,在日ブラジル人への支援に大きく貢献した。    イオランダ・ケイコ・ミアシロ・オオタ    【旭日中綬章】 外国人叙勲 63歳 (主要経歴)元伯日友好議員連盟会長 / 元下院議員 (主な功績)平成23年,日系女性として初めて伯連邦下院議員となり,2期(8年)に亘り伯を代表する数少ない日系人政治家として日伯関係の強化・促進に従事した。特に日本人ブラジル移住110年の周年事業においては,伯日議員連盟会長として,連邦下院での記念式典開催に尽力。また,連邦下院レストランにおける国際和食ウィークの開催を発案し,日本文化広報事業として和食を通じたソフトパワー外交に貢献した。平和構築・教育分野においては,下院における広島・長崎写真展や原爆関係セミナー開催に尽力した他,日本の教育システムを踏まえた教育改正法案等の提出を通じ,教育分野における日伯関係強化にも大きく貢献した。 在サンパウロ日本国総領事館管内叙勲受章者       若林 和男   【旭日双光章】 邦人叙勲 88歳 (主要経歴) 画家 (主な功績) 同人は戦後のブラジル画壇における日系美術会を牽引してきた代表的な画家の一人である。花鳥風月,鞠などの伝統的な図柄を活かした作品を数多く発表, 我が国の伝統美をブラジル国内外の人々に分かりやすい形で伝えてきた。日本人ブラジル移住100周年に際しては,記念事業として,ブラジル美術界における日本人・日系人画家の足跡を辿る「ブラジル日系画家百年の歩み展」の日本開催に尽力したほか,同110周年に際しては,両国を象徴した二羽の鶴による記念ロゴマークのデザインを担当するなど,長年にわたり,日伯間の文化交流及び友好親善の促進に大きな貢献を果たした。      杉尾 憲一郎  【旭日中綬章】 外国人叙勲 82歳 (主要経歴) 元グアルーリョス大学大学院地球環境分析学教授 / 元サンパウロ大学地球科学部教授 / 元 ブラジル日本文化福祉協会評議員会会長 (主な功績) ブラジルにおける地質学者の権威である同人は,サンパウロ大学等で50年以上に亘り教鞭を執り,地質学分野の大学教授として,日伯両国間の学術交流に貢献した。地質学に関する論文・書籍を日本語で発表し,日本の地質研究の発展に寄与したほか,日本人研究者との緊密な学術交流も行った。また,その専門知識を学術界に留まらせず,当地邦字紙への記事の連載等を通じて,広く当地日系社会にも普及した。ブラジル日本文化福祉協会では,長年の間学術研究費委員会に所属し,若手研究者の育成に寄与すると共に,評議員会会長や改革委員会委員長も務め,将来の日系社会を見据えた新体制の礎を築くことにも貢献した。       ヨシアキ・ナカノ   【旭日中綬章】 外国人叙勲 75歳 (主要経歴)現ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)サンパウロ経済学校長 / 元サンパウロ州財務長官 (主な功績) FGVサンパウロ経済学校長として,ブラジルの社会発展に貢献する卒業生を多数育成するとともに,日本の大学教授,有識者,学生等を積極的に受け入れ,経済分野における日伯の知的交流を推進してきた。また,サンパウロ州財務長官として,財政の健全性を維持しつつ商品流通サービス税の税率削減を実現する等,進出日本企業を含め,サンパウロ州で活動する民間企業に大きな恩恵をもたらした。      アンセルモ・ナカタニ

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文協およびサンタクルス病院からのメッセージ

在伯日本政府関係機関、日系国会議員、日系団体および地域の代表者の皆様へ ブラジル日本文化福祉協会会長およびサンタクルス病院理事長 石川 レナト より 拝啓 世界的な新型コロナウイルス感染症パンデミックの中で、ブラジルにおきましても厳しい状況が続いております昨今、皆さま方におかれましては恙なくお過ごしであることを心から願っております。そしてこの状況は、私たちがお互いに調和を求め、連帯意識を更に深めることによって克服できるものと信じております。 サンパウロ州および市当局の新型コロナウイルス拡大防止策の指示に従い、対面でのサービスを避け事務所を閉鎖した3月23日以降の活動報告するよう、全ての関係者に指示しています。 文協においては、従業員の大多数を在宅勤務とし、ブラジル日本移民史料館やイビラプエラ公園内にある日本館も一時休館の処置をとりました。 同時に、集団を回避するために従来のイベントの中止や延期を余儀なくされ、収益が急激に減少しました。なお、これまでの取り組みは以下の通りです。 1.危機管理委員会の創設 文協会長と7名の副会長で構成される委員会を設置し、毎週web会議を開催。 最優先事項は文協の財務状況についてであり、悲観的、現実的、楽観的の、それぞれの角度から将来を見据えて様々な対策を取る必要性を確認。 また、これまでの隔週水曜日に開催していた理事会も、web会議にて開催。 2.経費削減対策 危機管理委員会の決定に沿って、容赦ない収益の減少に直面し、経費を削減するために幾つかの措置を採用。 緊急雇用および所得維持プログラムの暫定措置936を考慮し、給与を効果的に削減するために、従業員の労働時間とそれに対応する報酬を削減。 3.危機後の計画 危機後の計画立案作業も開始。これまでとは大きく異なると考えています。 これが、新たな文協への大きな挑戦です! 4.連帯キャンペーン 現在文協は、NGO団体Gerando Falcões※が展開する社会的弱者を対象とした、必要最低限の生活必需品を援助するセスタバジカ「CORONA NO PAREDÃO」(コロナ防壁)キャンペーンを支援しており、皆さまのご協力をお願いしております。 詳しくはコチラ ※このグループは10年以上にわたってさまざまなプロジェクトをサポートしており、いくつかの起業家や堅実な企業によってサポートされており、財務諸表はKPMGによって監査されています。 5. 文協プレミアム会員特典 会員の皆様の日頃のご厚意に感謝し、文協パートナー企業との間で一連の特典や割引制度をご利用頂る文協プレミアム会員特典制度を立ち上げました。 詳しくはコチラ これまでのところ、Fastshop、Konbini Produtos Orientales、CaféFazendaAliançaとのパートナーシップを確立しています。 6. サンタクルス病院 去る2月26日にCOVID19対処委員会を配置しました。 医師、看護師、マネージャー、理事会で構成されるこの委員会の決定により、様症候群の患者に対するケアの流れが確立されました。 COVID19集中治療室におけるICUベッドを30%拡張し医療機器のECMO(人工肺)も購入しました。また、COVID 19の中程度の症状である患者用の特別病棟も完備しました。 3月の第1週に、SARS COV2(PCR-リアルタイムおよび迅速IgM / IgGテスト)のテストを取得し、30分未満で診断を行うことが出来るようになっています。 また、COVID19以外の疾患をもつ患者が今までと同じような医療を受けることが難しくなっている現状を受け、ICUだけでなく外科センター、診断センター、救急科、入院および外来の維持にも努めております。 このように、看護チーム、医療チーム、看護チーム、従業員による多大な努力により、通常医療から複雑な医療に至るまサンタクルス病院は現在も完全に機能し続けておりすことを報告いたします。 なお、COVID 19の患者の多くはすでに完全に回復しており、そこにはこの危機の最前線で処置に当たっていた臨床スタッフおよび2人の医師が含まれています。 ボランティアのチーム、ジョジョラーメンレストラン、ネスプレッソ、グラフィカブラジルに感謝の意を表したいと思います。 一日も早い新型コロナウイルス感染症パンデミックの終息を願っております。                                  敬具

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