
2016年 日本政府秋の叙勲
日本政府「平成28年度 秋の叙勲」では、ブラジルから9名の受章が発表されました。在サンパウロ総領事館管内では、以下6名が受章者となりました。叙勲受章式は12月14日に総領事公邸でが行われる予定です。日系社会では以下の通り、叙勲祝賀貴を開催します。同会には、ご家族や関係者をはじめ共催日系団体代表者たちなどが集い、今回の受章を祝福します。 【外国人叙勲】 上田 正美 旭日重光章 これまで日系人で初の司法高等裁判所判事に就任した他、 日本ブラジル比較法学会創設メンバーとして、 両政府間の法律分野における相互理解と 協力の発展に貢献しました。 木多 喜八郎 旭日小綬章 木多氏は1973年サウーデ日伯体育文化協会の創立者の一人として参加、 その後、福祉団体である希望の家の理事長、 ブラジル日本文化福祉協会会長を歴任。 日系社会および日伯繁栄に大きく貢献され続けてきたことが認められ、受章に至りました。 現在はブラジル日本文化福祉協会の名誉会長として活動しています。 ジョゼ キヨシ タニグチ 旭日双光章 伯日間の警察協力関係の推進に大きく寄与されました。元サンパウロ州軍警察の参謀部人事企画課長も勤めた経歴を持ちます。 【邦人叙勲】 松尾 治 旭日双光章 松尾氏は福岡県行橋市出身で、16歳の時に単身でブラジルに渡りました。 これまでブラジル日本都道府県人会連合会会長、 福岡県人会会長を歴任し、 日本移民100周年記念事業の執行委員長をも務め、日伯両国の架け橋役として大きく活躍し、貢献されました。 現在もブラジル日本文化福祉協会副会長として活動しています。 尾西 貞夫 旭日単光章 ACAL時代は地域の活性化に取り組み、 サンパウロ日伯援護協会副会長として、 福祉と医療向上に貢献。長期間にわたって、 ブラジル兵庫県人会の会長も務めました。 篠原 正夫 旭日単光章 柔道の指導者として、 長年にわたり競技を普及させ、 多くの柔道家を育成しました。 ブラジル男子代表の監督も務め、数多くのメダリストを輩出。 「2016年 秋の叙勲祝賀会」 日時:2016年12月14日 19時30分より 場所:文協貴賓室